先日、こんなツイートを拝見しました。
育児してると個性が死にがち(オチなし心境メモ) pic.twitter.com/fE1Z3wSYVu
— とり (@torikaworks) 2018年11月23日
追記。自分の好きなことを少しでもしてみる、という簡単なことがとても難しいのだけどもね…。 pic.twitter.com/4Lzd0aSnyk
— とり (@torikaworks) 2018年11月24日
(引用に問題ありましたらご連絡いただければ幸いです……)
首がもげるほどうなずきたい。
……そう思ってしまいました。
家事や子育て、仕事に意義を感じ、あるいはそれらが大好きで、一生懸命やりつづけた人。
あるいは、「どれも全部ちゃんとやらなきゃ」と一生懸命頑張ってきた人。
5年、10年、15年と続いた充実の日々。
でも、環境はいつか変わります。自分自身だって年を取ります。
突っ走ってきた毎日が過ぎ、ふと立ち止まったとき。
かつてあれほど「時間があれば……」「余裕ができたらそのうち……」と思っていたことを、以前と同じように思い出せるでしょうか。
「もう、何をやりたかったのか思い出せない。」
そんな気持ちになることだってあるんですよ。
30代・40代の、毎日を精一杯頑張っている最中の方には、そんなことがあるかもしれないとぜひ心にとめておいてほしいと思います。
セルフネグレクト一歩手前。
あれもやりたかった、これもやりたかった、……ような気がするけれど。
今さらやる気が起きない。
なんだかもう、どうでもいいや。
そんな気持ちになってしまったら、もうセルフネグレクト一歩手前かもしれません。
ネグレクト(neglect)は、児童虐待の1つ。
- 身の回り(食事や衣服など)の世話をしない。
- 健康的な生活をさせない。
要するに、「世話をしない」こと。
そこにセルフが付くわけですから、セルフネグレクトはつまり「自分の世話をしない」こと。
健康な生活や人とのつながりを求めず、次第に困窮していってしまう状態。
社会的に問題になる状態にまでならなくても、ぽっかり穴が空いて「自分を大切にしない」ままになってしまう可能性は十分あります。
「空の巣症候群」という言葉もあります。
心の穴を埋めるために。
冒頭のツイートのスレッドにあるように、穴が空いたなら、何かで早いうちに埋めた方がいい。
私は、「子どものころ好きだったこと」を思い出してみるのが、一つのとっかかりになるのではと思っています。