昨晩の夕食時。
ごはんをおかわりしていつものように納豆を食べていた高校生の末っ子が、ニコニコ、ニヤニヤしているのに気付きました。
その直前に私が言ったギャグが受けたのかな? と嬉しく思っていたら、ちょっと違った様子。
ボソッと
「箸が折れた……」
とひと言。
箸の先端が2,3mmほど折れて、取れてしまっていたんです。
なんだ、笑っていたのはそのせいか。
「あらら。とりあえず古い箸を使っていなよ、近いうち新しいのを買ってくるから」
「でも使える……」
さすが、ボロボロの靴下をとことんまで履く息子です。新品はいらないと。
そう言うならこっちにも考えがある。
直してやろうじゃありませんか。
……というわけで、取りかかりました。
片方が折れたので、長さ・太さが違っています。
そこで、もう片方の先端も同じぐらいにカット。
ニッパーでもペンチでも何でもいいんですが、マイナーな工具「喰い切り」を使ってみました。
うわあサビサビ。何年使ってなかったんだろう?15年以上かな?
切った後。
あとは、紙やすりで切り口をととのえるだけ。
どういうわけか、80番から1500番まで各種取りそろえてあります。
(使いかけのものが溜まっているだけ)
出来上がりました。
180番を使いましたが、あっという間に削れてしまうので、少しとんがっちゃった。
5分もかからず作業完了。
これでまた問題なく使えそうです。