ミドルエイジ・クライシスという言葉を目にしました。
「中年の危機」と言い換えると余計にリアル。
ミッドライフ・クライシスとも呼ばれるようです。
いつから?
「中年の危機は30代後半から40代にかけての中年の入り口で体験される他、現役引退期にも訪れやすい」(Wikipediaより)
…中年の入り口は早過ぎるのでは?
30代後半から40代にかけてと、"現役引退期" では状況が全く違いそうです。
原因は?
- 加齢による身体的変化
- 家族ライフサイクルの変化
- 職場での変化
(Wikipediaより)
やはりこのあたりの変化が大きいのは50代になってからではないでしょうか。
もちろん30過ぎの頃だって加齢による体の変化は感じましたが、50を過ぎるころから、体力の低下や体の機能低下(視力、聴力、そして気力まで)はいよいよ現実のものとなってきますから。
対応策は?
団塊の世代の大量退職などもあり、定年後・老後・第2の人生の過ごし方的な本が大量に並んでいます。
自分の能力の棚卸しをしましょう、家族との関係を見直しましょう、健康に留意しましょう、地域活動に参加しましょう、云々。
在宅フリーランスの兼業主夫としては。
そういう本をみるたび、自分にはあてはまらないなあと思ってしまいます。
「家族との関係をみなおしましょう」子どもとの接し方、夫婦関係などなど。
……20年以上前から子育てにかかりっきりですけど?
「地域活動に参加しましょう」
……10年以上前から関わってますけど?
職場での自分の立ち位置や若い社員との関係などは、当然まったく当てはまりません。
仕事場は家ですから。
組織でもないし、上司も部下もいませんから。
そんな私にはむしろ、50代女性向きの本の方があてはまりそうな気もしますが、やっぱり違います。
ロールモデル、先行事例がないなあ。
道なき道を自分で切り開くしかないか。
……そんな気分。
そもそも、会社員だってそうじゃなくたって状況は1人1人違いますから、あたりまえなんですけどね。
少なくとも、定年退職したらとたんに判で押したように家庭菜園を始めたり、蕎麦打ちをはじめたりするような方々とは一緒になりたくありません。
こういう本でも読んだ方がいいかな。