使っているウチにしょっちゅう壊れる、10連ハンガー。
プラスチック製ですからね……主に、プラスチックチェーン部分が割れてしまうんです。そのたびに、ビニタイで補修してだましだまし使ってきました。
昨日は1日、外出する用事があった私。
珍しく、洗濯物干しを妻がやったんです。
帰ってきてみると。
10連ハンガーが壊れてました。
ハンガー部分(本体)を吊り下げている4本のプラスチックチェーンのうち、2本がなくなっています。
今朝確認した画像がこちら。
切れてしまった2本のチェーンのうち、1本は木っ端みじんに。
うわあ……さすがにこれはいよいよ再起不能か?
きっと、干すときか取り込むときに、ハンガー部分に無理な力をかけたんでしょう。
この手のハンガーは衝撃に非常に弱いです。ハンガーに掛けた衣類をちょっと乱暴にはずそうと衝撃をかけただけで、割れることがよくあります。
仕方ない、新品を買ってこようか。ちょうど今週末は20日、ウエルシアの客様感謝デー。Tポイントで1.5倍の買い物ができるおトクな日だし。
……でも、ちょっと待てよ?
何かでつるせば、直してまだ使えるんじゃないか? (ブログネタにもなるし)
スズランテープ(いわゆる「荷造りひも」)は日光ですぐ劣化するから不可。
たこ糸かなにかで出来るんじゃないかな……。
と思いついたので、やってみました。(ただ単に、時間があっただけ)
物置をあさってみると。
たこ糸は見つかりませんでした。
代わりに見つかったのが、数種類の針金。
ビニール被覆された鉄の針金もありましたが、鉄は錆びて洗濯物が汚れそうなので不可。
目に付いたのは、ステンレスの針金です。
こんなのいったい何に使ったんだろう? まったく記憶にありません。
でも今回はこれが使えそうです。
適当に工具を用意して、作業スタート。
と言っても、
- 大体の長さを合わせて針金を切り、
- 上下をプラ部品に通して、傾かないようにねじって固定し、
- 端部がひっかからないように丸めて終了。
これだけです。
5分ぐらいで完了。こうなりました。
十分使えそうです。
ステンレスの針金は硬いので、細かくねじることができません。しっかりやろうと無理をすると、プラスチック部分に力がかかってしまい、壊れた10連ハンガーにさらにトドメを刺すことになります。
瀕死の10連ハンガーの息の根を完全に止めてしまうのは避けたいので、ゆるゆると適当に固定。
端部が切りっぱなしのままでは服を引っかけて破いてしまいそうなので、丸めて処理しました。
アップにすると、こんな感じです。
しかし、針金を通してある上下のプラ部品が針金とこすれて傷み、割れそうな予感がします。ゴムチューブのようなものを針金にかぶせておけば良かったかな。
手持ちの材料で直してしまったので、新品(800円~1500円程度?)を買わずにすみました。
あ、忙しい人なら、こういうときにさっさと新品を買って解決するのは十分アリだと思いますよ。私はただ単にヒマだっただけです。
それにしても、ウチの10連ハンガーはいつも、こうやって失った部分を別の材料に置き換えられサイボーグ化していくのです…。
(2021.6.3追記)
また1カ所割れてしまった……。
でも同じように補修。
失われた体のパーツをまた代替品に置き換えられ……こうやってまた延命させられてしまいました。