フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

最近話題のソーシャルレンディングについて注意すべき3つの点。

 

投資に興味のある方々の間で、ソーシャルレンディングが話題になっているようです。

 

ソーシャルレンディングとは何か?

 

ざっくり言うと、

  • ソーシャルレンディングを運営する事業者(募集者)が、融資案件について出資を募集。
  • それに対して個人がネットで申込み、出資。それにより集めた資金で、事業者が借り手に対して融資を実行。
  • 融資期間中、出資者に対しては分配金が支払われ、満期で償還されれば最初の出資金が戻ってくる。

 という、新しい形の投資です。

融資型・投資型・貸付型クラウドファンディングなどと呼ばれることも。(厳密には違いがあるのかもしれませんが)

 

現在、ソーシャルレンディングを運営している事業者(運営会社)は、大手のmaneo、SBIソーシャルレンディング、クラウドバンクをはじめとして多数あり、日々たくさんの融資案件に対する出資が募集されています。

 

分配金の予想利回りは、数%から、高いものでは10%を超えるものまで。

通常の銀行預金とは比較にならない高さです。

 

ただし、元本保証はありませんし、注意すべき点がいくつかあります。

 

リスクその1:事業者リスク。

 

ソーシャルレンディングは昨年(2017年)あたりから注目を集め、規模が拡大してきました。

その結果かどうか、昨年末から今年にかけて大きな問題がいくつか起きています。

その1つが、個別の融資案件ではない、ソーシャルレンディング運営会社(募集者)自体の問題

 

「みんなのクレジット」、「ラッキーバンク」、そして「グリーンインフラレンディング」。この3社については、取り扱った個別の融資案件ではなく運営会社自体の管理体制に問題が生じており、出資した額が拘束されたまま返済の見通しが立っていない例もあります。(私も一部被弾しました)

 

ですから、ソーシャルレンディングを運営している事業者自体が問題ない会社かどうか?という点に、まず注意が必要です。

 

リスクその2:案件リスク。

 

ソーシャルレンディング運営会社自体に問題がなくても、融資された先の会社(借り手)に問題があり、返済が遅延したり、最悪の場合貸し倒れとなる可能性があります。事実、今年になって、返済が遅れる融資案件があちこちで発生するようになってきました。

しかしこれは、ソーシャルレンディングにはある程度つきもののリスクです。そのような場合、運営会社が担保権を実行して資金を回収することになります。(担保などが設定されていない場合、貸し倒れということに。)

 

ですから、個別の融資案件ごとに、資金の使途は妥当なものか、確実な返済が見込めるか、担保の価値は十分か(「見かけだけで実際には価値がない」なんてことがないかどうか)、といった点に注意が必要。

 

具体的に言えば、ときどきみられるパチンコ業界への融資は今後どうなるか(規制が強化される可能性がありそう)、太陽光発電は今後どうなるか(未稼働の太陽光発電に対する買取価格減額の可能性、九州地方における出力抑制など)といった点が、私は気になります。

 

リスクその3:為替リスク。

 

これは特に「クラウドクレジット」が扱う融資案件についてですが、高い分配金利回りが予想されている一方で、為替変動の影響も出資者が被ることになります。

 

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ソーシャルレンディングは高い予想利回りが魅力的ではありますが、2018年は分配や償還の遅れが各業者で目立つようになってきました。

  • ソーシャルレンディング事業者(運営会社、募集者)の分散
  • 借り手の分散
  • 資金使途の分散
  • 担保価値の確認

など、とにかく分散の必要性が高まっていると感じます。

 

出資する自分たちが得られる利益は、当初予定利回りまでですから上限が決まっています。それに対して分配や償還のリスクが高まっているとすれば、あえてそこまでリスクをとる必要があるのか? という疑問も感じるようになってきました。

 

投資や資産形成は、ライフステージや余剰資金、割くことができる時間、それに個人の性格などによって、向き・不向きや適・不適が大きく異なります。

 

ソーシャルレンディングは、少なくとも資産形成の初期に選択肢に入れるべきものではないのは確か。余剰資金の多い人、新しい投資の形を試してみたい方に向いた分野でしょう。

 

 

私は、こちらのブログを参考にさせていただいています。

 

fanblogs.jp

 

ソーシャルレンディングに関する雑誌や書籍の情報はいままであまり見当たりませんでしたが、ようやく増えてきたかもしれません。 

投資2.0 ~投資型クラウドファンディング入門~

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