ついこの間まで猛烈に暑かったと思っていたのに,もう秋本番。
この時期,ウチの庭でいちばん目立つ生き物なのが,ジョロウグモ。
なぜ目立つか?というと。
もちろん大きな巣をあちこちに(ときには空高く!)かけているということもありますが,何よりも,うっかりすると顔面から巣につっこんで顔がクモの糸だらけになってしまうからです。
なので,庭に出るときはいつも手や棒で前を払いながら歩くようにしています。
そんなジョロウグモですが,いつのまにか成体になっていました。
未成熟な個体はこんな模様。
黄色と黒の複雑な模様です。
それが,成熟した個体になると。
白い壁が背景だったので真っ白の画像になっちゃいましたが,黄色と灰色の大きな縞模様に。
3mぐらいの高さのものを下から見上げて撮影したので,背景は青空です。
腹も,図鑑にあるような丸々とした様子になりました。
(追記)
曇りの日に撮り直し。
丸々とした腹部。きっとこれから卵を産むんでしょう。
目の細かい網も、まだ綺麗な感じ。これが晩秋になると、ボロボロになっていくんですけどね。
オオカマキリ。
先日はオオカマキリがコンクリートの上を歩いていました。
しかし、どうも元気がない。胸部をつまんでもちあげてみても,カマを振り回して抵抗するでもなくあまり動きません。見てみると、腹部が何か汚れているし。
これから卵を産むのかもう産んだのかわかりませんが,もうひとふんばりしてほしい感じでした。
オオカマキリの卵は,ウチの狭い庭でもときどき見つけます。
その冬に雪が多くなるかどうかでカマキリが卵を産み付ける高さが変わるという言い伝えがありますが,迷信だったらしい……。と思っていたら、地形など細かい条件を考慮すると,実際にそうだと言えるらしいという研究もありました。
『カマキリが高い所に産卵すると大雪』は本当か(日経サイエンスのページ)