「26年使ってきた」シリーズ最終回は、中華鍋です。
画像だと、妙に小さく見えてしまうのはなぜだろう……。
直径30cmある大きな中華鍋です。
両手鍋を「広東鍋」、片手鍋を「北京鍋」と言うので、これは北京鍋ということになります。
鉄のフライパンは持ち手がリベット留めですが、この中華鍋は鉄の一体成形です。
持ち手が短いので、料理中は熱くなります。持つにはふきんやミトンが必要。
鉄製中華鍋のメリット。
中華おたまでガツンガツンできる。
テフロンコーティングされているフライパンでは絶対不可能です。
そうすることが本当に必要かどうかはともかく。(鉄製おたまでガンガンやってると、「中華料理してる」って気分になりますよね)
強火でも問題なし。
テフロンコーティングされているフライパン類は、強火で使っていると寿命が短くなります。
たわしで水洗いするだけでOK。
OKというより、鉄製フライパンと同じく洗剤は不可。料理が終わったら、すぐにたわしでこすって洗い、乾かしてしまいます。
鉄製中華鍋のデメリット。
すわりが悪い。
ゴトクの上でおちつきません。昔はこの中華鍋で揚げ物をやっていたこともありましたが、危ないのでお勧めしません。
底が丸いことが不便な場合も。
平らに並べて焼くことができないので、炒め物にはいいですが焼く料理には向きません。液部も底に溜まってしまいます。
1人分ずつならチャーハンだってできる。
どんな鍋でも、チャーハンは作る量が多いとうまくできません。
1人分ずつなら、この鉄製中華鍋でパラリとしたチャーハンが作れます。
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以前はこの中華鍋に一杯、八宝菜を作ったりしたものですが、最近はテフロンのフライパンにその座を奪われてしまい、出番がめっきり減りました。
家族が1人減り2人減り、作る料理の量が減ってしまったからです。
外側にこんなに焦げが付くほど使ってきたんですけどね。
何年も前に1回、外側をガリガリ削ったっきり。
また削って焦げを落とそうかな。