突然始まった「26年使ってきた」シリーズ。
昨日は片手鍋でした。
今日はフライパンです。
鉄製フライパン。
この画像だと小さく見えるような気もしますが、直径24cmの標準的サイズ。
本当はこの柄のところにサイズが書いてあったのでしょうけれど、長い年月の焦げ付きが蓄積していて、全く見えません。
買ったのは26年前、会社を辞めてフリーランスになり一人暮らしを始めたときです。
卵2個でオムレツを焼くのにちょうどいいぐらいの大きさ。
それから毎朝毎朝、オムレツや目玉焼きを焼き続けてきました。
(※オムレツは、柄をたたいて返す正統派ではなく、フライ返しでパタパタたたむ邪道のやり方で作っています)
持ち手までぜんぶ鉄製なので、持ち手が壊れることもありません。持ち手は長いので、料理のときに熱くなることもありません。
朝食の卵料理だけでなく、夕食どきのその他の料理にも普通に使っています。
揚げ物もこのフライパンでやってしまいます。
これは、先日、業務スーパーの冷凍コロッケを揚げたとき。
鉄のフライパンの管理。
鉄のフライパンというと、手入れが大変だと思われるかもしれません。
私はいいかげんなのでかなり適当に使っていますが、26年経っても料理には全く支障ありません。油を使う必要はありますが、特にくっつきやすくなることもありませんし、オムレツだって綺麗に焼けます。
新品のフライパンには説明書が付いていると思いますが、
- から焼きして塗料を燃やす。
- 油を張って加熱し、なじませる。
- あとは普通に使用。ただし使用後は水洗いのみで、洗剤等は使用しない。
といった程度。
私は、毎朝オムレツを焼いた後は、そのままガス台の上に出しっぱなし。それ以外の料理に使った場合は、すぐにたわしでざっとこすり洗いし、ガスの火にかけて乾かしています。油を引いておくでもなく、いつもガス台の上に出しっ放し。
少なくとも、洗い過ぎない方がいいような気はします。きれい好きの人にはかえって難しいかな?
厚手のアルミの片手鍋もそうですが、長年ガスで繰り返し加熱されてきたせいで、底がドーナツ状に変形しています。
テフロンコーティングされたフライパンも使ってはいますが、どれも数年で完全にダメになってしまうので、いくつも買い換えてきました。しかし、この鉄のフライパンはずっと使えています。
こだわりの調理器具と思われるかもしれない、扱いが難しいと思われるかもしれない、鉄のフライパン。でも高いものではないし、興味ある方はあまり構えずに使ってみてはどうでしょうか。
今朝のオムレツ。全然くっつきませんよ。