この間、ほとんど初めて?といっていいぐらい鍋を焦がしました。
といっても焦げ付く寸前で気付いたため復活できましたが。
なんて言うこともない片手鍋ですが、会社を辞めてフリーランスになり、寮を出て(当時はまだ独身だったため)アパートで一人暮らしを始めたときに買ったもの。以来26年間使い続けてきたので、愛着があります。
18cmの片手鍋。
ガラスの蓋付きです。
当時、マガジンハウスの女性雑誌「クロワッサン」で鍋も販売されていたんですよね。そのシリーズにあった、18cmの片手鍋です。値段も、特に高いというほどではなかったように記憶しています。
(※現在は、雑誌「クロワッサン」の鍋は販売されていません。現在「クロワッサン」のブランド名で売られている鍋は全く別の商品と思われます)
気に入っている点その1:肉厚。
この鍋は、この価格にしては肉厚です。アルミ製ですが、厚さは約4mmほどあります。
鍋の厚みは、加熱ムラが起きるかどうかという点で重要。
高級・高価なステンレスの多層鍋は大丈夫かもしれませんが、ステンレスの単層だったりアルミの薄い鍋は局部的に高温になりやすく、焦げ付きやすそうな気がします。(ウチでは、ヤカンも熱が回りやすいアルミ一択です)
気に入っているその点2:持ち手が丈夫。
気に入っている点は「肉厚」に尽きると言っていいぐらいなんですが、あえてもう1つ言えば、持ち手が丈夫なこともあります。
雪平鍋を使ったことがありますが、あれは持ち手がダメになりやすい。
というか雪平は持ち手がダメになる前提であり、木の持ち手だけ交換用に別売りされているぐらいです。
ところがこの鍋は、ちゃんと持ち手が鍋本体にネジで締め付けられるようになっていて、締め直して使っていれば26年経ってもぐらつきません。
まだまだ使えます。
画像のとおり表面は随分汚れがこびりついているし、雑に使っていますが、全く問題ありません。
毎晩のように活躍中。
これから鍋を買おうという方、新調しようという方は、安くてもかまいませんが、ぜひ「肉厚の方がいいかも」と考えてみてください。
トマトソース作りにはいつも使っています。