非常にナマケモノの私ですが、そんな怠け心にムチ打って写真の整理をしています。
1年半分たまってしまいましたから……。
※でも、最近は家族で写真を撮る枚数が極端に減ってしまいました。子どもが大きくなるとこんなものです。
以前も記事にしましたが、写真はプリントして、昔ながらの紙のアルバムに貼ることにしています。
それはなぜか。
デジタルデータは、
- 機器の故障
- メディアの劣化
- 形式の変化
で読み出せなくなる可能性が高いからです。
機器の故障については言うまでもないでしょう。スマホが壊れたり、パソコンのハードディスクが壊れてしまったら、ぜんぶパーです。
メディアの劣化は意外に知られていないのではないでしょうか? DVDは、保存条件が悪いと数年でデータを読み出せなくなる可能性があるかもしれません。SDカードだって数年です。SDカードやmicroSDカードのトラブルでデータを読み出せなくなった経験は,けっこう誰にでもあるのではないでしょうか。
そして形式の変化。むかし録音したカセットテープやVHSのビデオテープをいま再生しようとすると結構大変ですよね。写真・画像データや、それを保存したHDD、メディアについても、似たようなことが将来起きるかもしれません。
なので、長期保存には紙が一番だと思うのです。
幕末や明治初期の写真が現代まで残っているのは、紙に焼いたからですよね?(印画紙の品質もあるでしょうが)
自分が写真を見返したくなる、そして子どもたちが昔を振り返ってくれる(かもしれない)20年後、30年後、40年後、50年後のために。
去年、息子が修学旅行のとき飛行機の窓から撮影した富士山。
息子のアルバムに貼っておこう。