先日、こんなニュースがありました。
「地域ポイントで食品ロス減少へ」
食品ロス減少につなげようと、さいたま市緑区内で食品を回収し、地域で使えるポイントを付与する試みを始めたとのこと。回収した食品はNPO法人「フードバンク埼玉」を通じて県内の子ども食堂などに提供されるとのこと。
さいたま市の調査によれば、「「ほとんど食品ロスを出さない」と答えた人は37%にとどまり、6割以上の人がまだ食べられる食品を廃棄していることが浮き彫りになりました。」
……
どうして捨ててしまうんでしょう?
そんなに家計に余裕があるんでしょうか…。
とにかく、買ったものは全部食べてしまえばいいのに。
まだ食べられる食料品を捨てるなんて、もったいなくてもったいなくて私にはとてもできません。
昔、とある場所で、十分食べらるのに諸事情で大量廃棄せざるを得ない加工食品を見たことがありますが、ああいう場面はとてもつらい。
私は、買いすぎない、作りすぎない、全部きれいに食べることを心がけています。
といっても、さすがに生鮮食品では、ホウレンソウが溶けたりサツマイモが芽を出したりすることはありますが、なるべく古いものから使い、ストックを持ちすぎないように気をつけています。
「作りすぎない」と「全部きれいに食べる」はリンクしています。
家族全員が食べて満足できる量をぴったり作ることは不可能ですから。
どこの家庭でも、その誤差を調節している人がいるはず。
つまり、残り物を全部食べたり、あるいは量が足りなかった場合は自分の分を削り、その分まにあわせの物で済ませたりしている人です。
どこの家庭でも、そういう人の陰の努力で、無駄な食費が抑えられているんですよ、きっと。
(それをやるのがイヤな人が、食べ残しを捨ててしまうんでしょうけどね…)
以前、「食べきれない食料品がたまっちゃったからもらってくれない?」と、乾物やら調味料やら「~の素」やら使いかけの小麦粉やらを、小さいダンボール1箱分もらったことがありました。
「食費が浮く!」と狂喜した私は、とにかく使っちゃえばいいのになーと、かたっぱしから料理に使って処分したものです。
(小麦粉はどうかわかりませんが、例えば古くなったミックス粉(お好み焼き粉など)は調味料などが入っていて栄養分が豊富なので、ダニがわいてアレルギーの原因になることがあるので注意です)
ただ、そんな私でも使い切れず今でも残っているものが1つだけあります。
乾燥貝柱。
何でこんな高級食材を買ったんでしょうね。
使った経験がないので、なんとなく残ってしまいました。
水でもどしてスープにでもすればいいかな。
賞味期限をずいぶん過ぎてるし、さすがになんとかしなきゃ。