フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

猛暑の夏。「よしず」はもう少し見直されてもいいと思う。

 

以前、ウチでは夏に「よしず」を使っていました。

暑い夏に、なかなか便利だったことを憶えています。

今年は特に猛暑。昔からあるよしず、改めてもう少し見直されてもいいのでは?

 

「すだれ」と「よしず」。違いは?

 

ヨシ(葦、アシ)を連ねて作る、すだれとよしず。違いは縦か横かです。

 

※「人間は考える葦である」の葦。植物としてはアシですが、「悪し」につながるということで、ヨシと呼ばれています。スルメをあたりめと呼ぶのと同じ。

……と思いながらウィキペディアを見てみたら、標準和名は「ヨシ」とのこと。知らなかった…一つ勉強になりました。

 

すだれは、例えばこんな感じ。

 

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葦(ヨシ)を横にして上下に並べ、連ねたものです。カーテンのように、別売の金属製・プラスチック製吊り下げフックを使って、窓枠から吊り下げて使います。

 

一方、よしずはこんな感じ。

 


 

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ヨシを縦にして左右に並べ、連ねてあります。

窓の外に、窓だけでなく周囲の壁も覆うようにして斜めに立てかけ、使います。

立てかけるので、1階かベランダの2階の窓にしか使えません。

 

すだれのデメリット。

 

ベランダでない2階の窓だとすだれしか選択肢がありませんが、

  • フックで吊り下げなければならない。
  • 風でバタバタしないよう、下もしっかり固定しなければならない。

というところが意外に面倒です。また、

  • 窓を完全に塞いでしまうと風通しがよくない。

という欠点もあります。

 

カーテンと違い、建物の外で日射を遮る点はいいんですが、総合的にみて普通のカーテンと比べてどの程度メリットが大きいかというと、微妙かもしれません。

 

よしずのメリット。

 

それに比べて、1階の窓だとよしずが使えます。

よしずにはメリットがいろいろ。

 

固定の必要がない。

窓の外、建物の壁に立てかけるだけでOKです。風が強いときは丸めて寝かせておけば大丈夫。

布製のおしゃれなタープのような日よけは、建物側も下側もしっかり固定しなければいけませんし、それでも風でバタつきますが、よしずならそんな必要は全くなく、少々の風なら心配ありません。

 

立てかけるので、左右に大きな開口部ができ、風通しがいい。

すだれは窓の外をぴったり塞いでしまいますが、よしずは斜めに立てかけるので、左右に三角形の大きな開口部ができます。この違いが大きい!しっかり目かくしになるのに、風通しがすごくいいんです。

 

すだれと同じく、日射の熱を部屋の外で遮断するという点もカーテンと違うメリットです。直射日光を室内のカーテンで遮ろうとすると、カーテン自体は温まってしまいます。しかしすだれやよしずは、屋外で日射をカットするので、熱が部屋に入りません。しかもよしずなら、窓だけでなく周囲の壁まで大きくカバーします。

 

すだれと同じく、目かくし効果も十分です。夜でも、屋外から家の中はほとんど見えないでしょう。

 

というわけで、私はしばらくよしずを使っていました。

その後、部屋の前に木を植えたり、別の日よけになるものができたりで、使わなくなってしまいましたが。

 

真夏の日射が特に強いのは、南向きよりむしろ西日が入る部屋。

真夏は太陽高度が高いため、南向きの窓からは意外に日は入りません。一方、夕方は太陽高度が下がるため、西向きの窓からは強い日射が入ります。西向きに大きな窓がある場合は、ぜひ考えてみてください。

 

大きなすだれは、通販だと送料が大変。近所のホームセンターでトラックを借りて運ぶ、ホームセンターの配送サービスを使うなどすれば安く買えますよ。