わが家のドアホン(インターホン)。最初に使っていたのは、屋外の子機と屋内の親機を線でつなぐ有線の機種でしたが、20年近く使っていると不具合が出てきました。昔のものは防水性が低かったし、屋外と屋内をつなぐ配線も経年劣化したのだと思います。
そこで、ワイヤレスドアホン。
劣化した配線を交換するのは大変そう。自分ではできなさそうなので、業者に依頼しなければなりません。
そこで考えたのが、ワイヤレスドアホン。
室内の親機と屋外の子機を無線でつなぐものです。ですから、親機と子機の間の配線がいりません。屋外の子機は電池で動作するので、屋外への電源供給も不要です。
しかも、現在のドアホンはカメラ付きが多い。
簡単に設置できる。
(私が購入した機種のメーカーは、現在はすでにドアホン製造を終了しているようです)
設置は自分でできました。屋外の子機は、それまで使っていた子機の取り付け部分をそのまま利用して設置できました。サイズが規格化されているのでしょう。
親機については、ウチで購入した機種は据え置き型なので、充電台を適当な場所に置いて電源コードを壁のコンセントに差すだけです。親機が壁掛け式(=壁に取り付けるタイプ)の商品もあります。
設置してわかった、不在時の記録が残る便利さ。
カメラ付きドアホンを設置してわかりましたが、カメラが予想外に便利です。
来訪者があったとき、ドアを開ける前に誰が来たのかを事前に確認できるのはもちろんですが、それだけではありません。
外出中に誰が来たかも、画像の記録として残るんです。(このおかげで、宅配便業者さんの中で不在時に不在票を入れていかない場合があることが判明しました。おそらく、再配達を指定されるのが面倒なのでしょう)
例えて言うなら、固定電話の進化と同じ。
昔の固定電話は、留守番機能がついていても、メッセージを残してくれなければ、留守中に着信があったことはわかりませんでした。
それが、現在の電話機の機能とナンバーディスプレイ、ネームディスプレイ契約では、
- 電話機に電話番号や登録名が表示されるので、応答する前に誰からの電話だかわかる。
- 不在時に着信があった場合、留守番メッセージが残されていなくても誰からの着信かという記録が残る。
つまり、現在の携帯電話と同じことが固定電話でも可能になっているわけです。
同様に、ドアホンも進歩して便利になっているなと感じました。
余談。
その1:怪奇現象。
ウチのドアホンをワイヤレス式に交換してからしばらく経った頃のことです。
ドアホンが鳴りました。誰かな? と思っても誰もいない。また鳴る。でも誰もいない。
ドアホンが鳴った瞬間に外を見ても、本当に誰もいないんです。ピンポンダッシュで逃げるほどの時間さえ置かず即座に確認しているのに。ですからいたずらではなさそう。
これは何だろう? 怪奇現象?
誰もいないしカメラにも何も写っていないのに、ドアホンがピンポンピンポン。気味が悪い……。
メーカーに問い合わせたところ、電池を交換してくださいとのことでした。
子機の電源である単3電池6本を全部交換したら、おさまりました。
電池がなくなってくると誤動作で起きるようです。
実は昨日またこの怪奇現象が起きたので、電池を全とっかえして様子をみているところです。もし再発するとか直らないようなら、ドアホン子機と親機も交換しなければいけないかもしれません。
今使っているメーカーの製品はもう販売されていないので、次に買うならこのあたりにするつもりです。
- ジャンル: 家電・AV・カメラ > 生活家電 > ドアホン
- ショップ: バリュー・ショッピング楽天市場店
- 価格: 14,266円
その2:屋外のカメラ付きドアホンに向かって自分がしゃべるときの注意事項。
カメラ付きドアホンを自分で設置して気付いたことがあります。
1つは、屋外でピンポーンと音が聞こえるタイミングと、屋内の親機が実際にピンポーンと鳴るタイミングが1、2秒ずれること。
外でピンポーンとボタンを押すやいなや話しはじめるせっかちな人がいますが、それでは屋内で話が聞き取れません。屋外と屋内でタイムラグがあることを考慮して、しばらく待つとかゆっくり話す必要があることがわかりました。
もう1つは、カメラが広角で広範囲を写すようになっていること。
これを知っているか知らないかで、自分がドアホンに向かってしゃべるときに大きな違いが出ます。
どんな違いかというと。
ドアホンに向かってしゃべるとき、ついついドアホン自体に顔を近づけてしゃべることがありますよね?
しかし、カメラ付きドアホンでそれをやると一体どうなるか。
……
顔(の一部分。特に口元)のどアップがカメラに記録されてしまうんですよ。
屋内で応答する側は、そのどアップを見せつけられることになります。どんな画像か想像してみてください……。
ですから、屋外のカメラ付きドアホンに向かってしゃべるときには、絶対に!ドアホンから距離を取って話しましょう。音声はよく拾いますから、顔を近づけて話す必要は全くありません。