フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

クイズ用早押し機(早押しボタン)製作に使用したパーツリスト。(覚え書き)

 

クイズ用早押し機(早押しボタン、早押し判定機)の記事を以前に書きました。

 

nshufu.hatenablog.com

 

最初に作ったのが2014年春。

1回目の改造が2014年冬。

2回目の改造をしたのが2017年春です(上記記事)。

 

これを読んで「自分もやってみよう!」という方のために(そんな人いるかな?)、使用した具体的なパーツを、(全部ではありませんが)載せておこうと思います。

 

総額で2万円以上はかかったように思います。3万円近かったかもしれません。

 

パーツは、ネット通販のほか、秋葉原で直接調達もしました。

 

早押し判定キット、リレーボードキット関連。

 

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共立エレショップの通販で購入しました。

 

eleshop.jp

 

早押し判定2キット HA-808

メインの順位判定回路基板。部品点数も多く細かいはんだ付け箇所が多いので、電子工作に慣れていない・自信がない場合は、基板完成品(「組立サポート付き」の方)を購入した方が無難です。この基板1枚で早押しスイッチを8個接続可能。

上記サイトで、組み立て・取り扱い説明書のPDFファイルが見られます。それをよく読んで参考にしてください。

リレーボードキット 804RY

早押し判定基板HA-808よりも部品点数が少ないので、頑張れば、はんだ付けして組み立てられるかもしれません。しかし、プリント基板のパターンが細く熱に弱いのは同じ。はんだ付けに失敗して接触不良を起こしたり、隣のパターンとブリッジしてしまったり、パターンの銅箔が剥がれてしまったりする可能性はあります(私も何カ所かやりました)。心配な場合は、こちらも完成品を購入した方が無難。

基板1枚で4回路=ボタン4個分なので、2枚購入。

2.54mmピッチヘッダーピン3P 4個

リレーボード804RYには、HA-808を接続するための端子がありません(穴だけ)。この3P端子をリレーボード1枚あたり2個ずつ取り付けて、HA-808との接続に使用します。

QIケーブル6S-6S 2本

HA-808とリレーボード804RYを接続する平行ケーブル。リレーボードが2枚あるので2本必要。

ジュラコンスペーサ、ジュラコン雄ネジ六角スペーサなど

基板をケースに取り付けるときには、基板をケースから「浮かせた」状態にしなければなりません。また、リレーボード2枚は、2階建てのように重ねて組み立てました。

このため、ケースと基板の間、そして2階建てにする基板と基板の間を空けるために、スペーサが必要になります。

 

マイクコード(押しボタン子機用)

 

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本体から押しボタン(子機)に伸びるコードです。早押し判定2キット基板の説明によれば、「スイッチ入力の配線は、1m未満であれば単線、5m程度までの場合はシールド線をご使用ください。5m以上に関しましては環境により左右されます」とのこと。

また、こういった長いコードの場合、「硬い」といろいろ使いにくいのではないかと考え、可撓性のよいマイクコードにしました。

 

クイズ大会などで長いコードが必要になる可能性に備えて、長さは5m。

つまり、ボタン8個×5m=40m。楽天の通販で購入しました。

 

ボタンのプラスマイナス、LEDのプラスマイナスで4極必要と考えて3芯(+網線)としました。

最初に製作したときは親機と押しボタン子機側で電源電圧が違いましたが(親機:9V、子機:12V)、ACアダプタを使用する形に改造した後は電源が共通でしたから、マイナスを共通にして2芯(+網線)で済んだような気がします。

 

押しボタンスイッチ。

 

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上半分のモザイク部分は、初期型で使用したRCAプラグ・ジャック、電球型LEDなどの部分です。

熱収縮チューブ

熱で収縮する樹脂のチューブです。

配線の露出を避けるため、リード線どうしを空中ではんだ付けし接続するときには、あらかじめこのチューブを通しておき、はんだ付け後に露出部分にこのチューブをかぶせてドライヤーで温風を当てると、チューブが収縮して被覆されます。

押しボタンスイッチ

PS21Bの色違いを選択しました。白がリセット用、青が順位判定用。

押したときだけONになるタイプです。

安いスイッチなので、「ちゃんとした早押し機」のスイッチに比べると、やはり感触はよくないと思います。

 

ケース、DINプラグ・ソケット。

 

これは秋葉原で直接購入。

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本体ケースは、どこでどういう型番のものを買ったか、レシートが残っていません。たしか東京ラジオデパートのケース屋で購入したような……。約1350円というメモが残っているだけ。

HA-808の基板サイズがW94×D67mm、リレーボードの基板サイズなので、そこからケースサイズを推定してください。

 

DINプラグ・ソケットは本体と押しボタン子機に使用したもの。

トグルスイッチは、2回目の改造で取り外しました。

あとは配線用リード線です。

 

押しボタン(子機)のケースは、百均の食品用密封容器を使用しました。

 

その他のパーツ。

 

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2回目の改造で使用したものです。

 

ケースのゴム足は、ケースにネジ止めするタイプにしました。

2回目の改造で、電源をACアダプタに変更。ACアダプタと、ケースに取り付けるDCジャックを購入しました。

また、このときに押しボタン(子機)のランプをLED電球からLEDブラケットに変更したので、LEDブラケット8個と、12Vで点灯させるための制限抵抗を予備を含め10個買いました。

 

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ゴムブッシュは、押しボタン(子機)のケース(百均の食品保存用密閉容器)に開けた穴(マイクコードを通す)にはめるゴムです。これをはめておくことでマイクコードを保護でき、ケースとコードがこすれてコードが傷むことが防止できます。

(上の行の「電球ソケット」は、初期型で使用していたLED電球用のソケットです。)

 

↓ これは、何を買ったか憶えていません……。

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初期型で使っていた電池ボックスや、9V電池を固定するために使おうとした金具類かもしれません。

 

8Ωスピーカーは、手持ちのものを使ったので購入していません。スピーカーをケースに取り付ける金具は、圧着端子を折り曲げて加工したものを使いました。

ビス類は近所のホームセンターで購入。

 

以上です。自作しようとする方の参考になれば幸いです。