昨年秋からこの冬は野菜が高騰しました。
大根や白菜、キャベツが高かった…。なかなか買えませんでした。
ようやく先月から今月にかけて安くなってきたので、待ちくたびれた私が買った特売のキャベツ。これが、やたら硬かった…。
軟らかくて巻きがゆるく、黄緑色もきれいな春キャベツのシーズンがいつごろからかわかりませんが、そのとき私が買ったキャベツは色も薄くて巻きもがっちり。葉をはがそうとするとばりばりと音を立てて割れます。冬キャベツでもこれほど?と思ってしまうほど。
これは一体、どうやって食べたものか……。火を通さなければ硬すぎる。
というわけで、加熱する・煮込む系の料理を考えて消費しました。
コールスロー。
チキンカツを揚げたときの付け合わせにしました。
カツの付け合わせと言えば、千切りキャベツは定番です。
でも私はいつも、ただの生の千切りではなく、コールスローにしてしまいます。
理由は2つ。
- 生の千切りだと、ちゃんとしっかり細く刻まないと食感がよくありません。幅が広いと、バリバリですよね。ところが、コールスローにするとしなっとしているので、幅が多少広くても気になりません。
- しかも、生ではなく電子レンジをかけてしんなりさせて、水にさらした後で思いっきり絞ってしまいます。栄養素は抜けてしまうでしょうが、こうすると、軟らかくなるだけでなくカサがすごく小さくなるので、量をたくさん食べられます。
そうやって作ったコールスローですが、電子レンジをかけた後でもまだ硬そうですね…。
玉子とじ。
薄めためんつゆで煮て、卵でとじて副菜にしました(画像奥)。
この日のメインは、エビチリならぬ鶏むね肉の「鶏チリ」です。
チャプチェ(麻婆春雨)。
さらに、チャプチェ。麻婆春雨との区別がつきません……。
豚肉を炒め、5mm~1cmぐらいの幅にざくざく切ったキャベツを、細切りにしたニンジン、ネギ、ピーマンなどと炒め、水を加えて煮てしまいます。調味料は、みじん切りのしょうが・ニンニク・ケチャップ大量・オイスターソース・豆板醤など。最後に春雨を乾燥のまま入れて、煮汁を春雨に全部吸わせればできあがりです。
最後は。
他にも、普通のみそ汁などにしましたが、最後はこれにするつもりです。
「キャベツの芯まるごとみそ汁」。
小さくなったキャベツの玉を、芯ごとそのままみそ汁の実にしてしまうんです。
意外に、芯ごと食べられますよ。興味のある方、面白いものを作ってみたい方、物好きな方はぜひやってみてください。