フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

子供の反抗期が来たらどうしよう…と心配? でも状況はさまざま。(思春期は必ず来るけれど)

  

「子供も中学生ぐらいになるといろいろ難しい」というツイートを見かけたので、今日はそれについて。

 

反抗期が心配?

 

小さい息子がかわいくてしょうがないおかあさん。「今はこんなにかわいいのに、将「クソババア!」なんて言われるようになっちゃうのかな…」なんて心配ですか?

小さい娘がかわいくてしょうがないおとうさん。「今はこんなにかわいいのに、そのうち洗濯物を分けられたり、箸でつままれたりするようになっちゃうのかな…」なんて心配ですか?

 

でも、「一般的な」、「ステレオタイプの」反抗期のイメージを心配してもしょうがないと思うんですよ。

子供はそれぞれだし、親子関係もそれぞれだし。一般論なんてあてはまりません。

先回りした心配をしても意味はありません。

 

「一般論があてはまらない」というのは、乳幼児の子育てだってそうではありませんか?

 

ウチの子の場合。

 

息子・娘・息子の3人兄弟で、一番下がすでに高校生のわが家の場合。

全体的に、「ステレオタイプの反抗期」はなかったですね。

 

ステレオタイプの反抗期?

  • 親に対する言葉使いが乱暴になる、とか?
  • モノに当たる、壊す、とか?
  • 親が言うことに反発し、逆のことをするようになる、とか?

……そんな感じでしょうか(想像)。

 

長男と末っ子は、思春期なりの変化はあった / あるものの、いわゆる「反抗期」とは違う感じ。

娘は、全く変化ありませんでした。(毛嫌いされなくてよかった)

 

「反抗期」はなぜ起きる?

 

私の考えですが。

反抗期は、自我つまり「自分というもの」を確立して大人になるための重要なステップ。ですから、自分を1人の人間として扱ってくれない存在は障害とみなされます。

親がそんな障害とみなされる場合、反抗期という形になって現れるのでしょう。

 

親が子どもを、従属物、保護の対象、1人では何もできない存在、言うことに従うのが当然の存在……とみなしていると、自立に向かう子供は当然反発します。それが反抗期。

 

ですから、子供を1人の独立した存在、親自身とは違う存在と考えていれば、ステレオタイプの反抗期は起きにくいと思うのです。

 

そもそもウチの子は、どいつもこいつも個性が強くて、幼児の頃から私の言うことを聞くような子どもたちではありませんでした。ですから、子供の選択を尊重し、自分のやりたいようにやらせるしかありませんでした。

そうするしかなかったんです。

 

nshufu.hatenablog.com

 

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でも,早いうちにそれに気付くことができてよかった。

私は、「意見」や「提案」はするし「環境」は用意したけれど、決めるのは子供自身。なので反抗のしようがなかったかもしれません。

 

友達親子が増えている?

 

最近は、逆に親子の仲がいい "友達親子" が増えているのではないでしょうか。

ウチの息子が中学生のころ、息子の様子を中学校の部活の友達のおかあさんから伝え聞いたことがあります。

中学生男子が、家で母親に部活の様子や友達の様子まで詳しく話すものなんだろうか? と驚いたものです。

 

仲がいいのはいいですが、仲良しの度が過ぎることはないんでしょうか? ちょっと心配です。

 

子供が親離れできるんだろうか?

そして何より、親が子離れできるんだろうか?

親がいつまでも「子供かわいい」のままで居続けることはないんでしょうか。

 

思春期はかならず訪れる。

 

一方、思春期は、反抗期とは違い誰にだって必ず訪れます。

心身の大きな変化によるアンバランス。誰でも憶えがあるのではないでしょうか?

 

私自身も、中学・高校の頃のことをよく憶えています。

  • わけもなく憂鬱になったり。
  • わけもなく大げさなことや深刻なことを考えたり。
  • 性について悩んだり、感情をコントロールできない自分にイライラしたり。

これは誰もが通る道。そして、結局は自分自身で、自分に折り合いをつけていかなければなりません。

 

そんなときに表面的に現れる振れ幅の大きい感情に、親が正面からモロにぶつかってしまっては、後々まで大きなしこりを残すことになりかねません。

子供自身の内面が疾風怒濤の嵐のただ中にあり子供自身が悩んでいるんだと考えて、親としては、おおらかに太っ腹な姿勢でいたいものです。親の度量が試されるとき。

 

ウチでは他にもこんな変化が。

 

小学校高学年から中学・高校にかけて、ウチの子ではこんな変化がありました。

  • とにかくよく食べる。個人差がありますが、現在進行形の末っ子(男子)の場合、中学1、2年のころは猛烈に食べました。でも高校2年の今はかなりおさまっています。
  • とにかくよく寝る(長男・末っ子)。これも個人差が。睡眠障害を心配したこともあります。真ん中の娘は,そういうことはありませんでした。

 

反抗期や思春期が過ぎ、進学が無事済んだとして、就職は大丈夫だろうか、仕事は大丈夫だろうか、収入は、結婚は、……今後も、親としての心配が途切れることはないんだろうなと思います。

 

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Photo by 写真素材 足成