買って冷凍しておいた豚ひき肉が減らないので、何を作ろうかと考えていたとき。
なぜかシュウマイを作ろうかという気分になってきました。
今まで一度も作ったことがないシュウマイ。
でも、作ろうかという気分になったときが作りどき。
やってみました。
参考レシピ。
参考にしたのは、間違いのない土井善晴先生のレシピです。
問題は、ひき肉に何を入れるか。「たけのこ」なんて書いてあるレシピもある中、土井先生のレシピはタマネギ。タマネギでいいの? と半信半疑に思いつつ、この方法を基本にやってみることにしました。
皮は業務スーパーで調達。
これでシュウマイも作れるらしい。こういうものを初めて買いましたが、餃子の皮より薄く、枚数が多くて安い。これは40枚入りで58円+税ぐらいだったかな。
餃子の皮は20枚で100~150円ぐらいしますからね。
作り方。
詳細は上記のリンクを見ていただくとして、
- 豚挽き肉200gに塩、醬油、みりん、ごま油、しょうがみじん切り、ネギみじん切りを加えて、ねばりが出るまで練る。本当は手でやるといいんですが、量も少ないので私はスプーンでがーっと練ってしまいました。
- 豚挽きと同量のタマネギを5mm角に切って、片栗粉を振っておく。かなりの量のタマネギが入ります。こんなに入れて大丈夫かな?どうなるんだろう?と思いつつ。
- 練ったひき肉とタマネギを合わせます。あまり混ぜすぎない方がよさそう?
- 左手親指と一差し指を輪っかにして、ワンタンの皮をのせます。
- たねをのせて押し込み、絞るようにシュウマイを成形。上と下をスプーンで平らにします。皮が薄いので破れないよう注意。
土井先生のレシピでは「皮を手のひらにのせて」となっていますが、別のレシピに載っていたこの方法でやってみました。上記材料で24~25個ぐらいできたと思います。 - 中華鍋に蒸し皿を入れ、キャベツを敷いてシュウマイをくっつかないように並べ、10分蒸しました。1回で全部は無理なので、2回に分けて蒸しました。
普段は蒸し物など全然やりませんが、パン焼き器で焼けたパンをのせるために、百均で買った蒸し皿を日常的に使っています。
出来上がりは?
完成したところ。
蒸し料理に全く慣れていないせいか、かなりべちゃべちゃになってしまいました。
皮とタネが分離してしまったり。
でも、見栄えはともかく、おいしかったですよ。タマネギが、タマネギらしくない意外な食感。タケノコ入りと言われたらふーんと思ってしまうかも。不思議です。
作ってみた感想。
- 餃子よりも包む手間はかからなかったかも。でも今回、シュウマイ25個を包むまでに大体30分はかかりました。
- 上手に成形し皮から剥がれないようにするには、コツや慣れが必要。
- 餃子は一度に20個ぐらい焼けるが、シュウマイを一度に蒸せる量はそれより少ない。人数・個数が多いと大変そう。
- そもそも、蒸し料理を全くやらないので慣れが必要。
- できばえにこだわらなければ、メニューの選択肢としては十分アリだと思いました。ただし、普段の料理に比べると時間に多少の余裕は必要かな。
今回はふやけたり剥がれたりいろいろでしたが、でも初めてのメニューを試してみることに意義があります。
残った皮は。
ワンタンスープにするつもりです。タネはちょびっとでいいし、ワンタンなら剥がれてもちぎれても何でもいいし、気楽です。