昨年のクリスマスのことです。私にしては珍しく、スモークサーモン(切り落とし)などを買ってきてケイパー(ケッパー)を散らして食べました。
使ったケイパーなど、ほんの少量。小さな瓶入りでしたが、大半が残っています。
そこで、スパゲティ・プッタネスカ(娼婦のスパゲティ)を作りました。
30年ぶり。
前に作ったのは多分30年以上前。
雑誌「ブルータス」の記事を見て作ったんです。
その時の記事の切り抜きが、なぜかまだ残っています。
考えてみると、私がパスタを作り始めたきっかけの1つがこの記事だったかもしれません。数種類のパスタのレシピが、エッセイ風に紹介されていた記事です。
当時はまだネットがありませんでしたから、情報は全て紙媒体だったんですよ。
材料は。
ざっとこんな感じですね。
新たに購入した黒オリーブと、手持ちが切れていたアンチョビペーストは、業務スーパーで調達。
どちらも218円+税。
それと、手持ちのカットトマト缶、唐辛子、ニンニク、オリーブオイル、塩。
作り方。
ざっとですが、
- ケイパーと黒オリーブは刻んでおく。
- ニンニクを刻み、たっぷりのオリーブオイルでゆっくり加熱。
- アンチョビペーストを加え、潰しながら炒める。(油がはねます)
- カットトマト缶、刻んだケイパー、黒オリーブを加える。
- 唐辛子を細切りにして加える。(私はハサミで切ってます)
(本当は、パセリのみじん切りも加えます) - 煮込み、ちょうどよい濃さまで煮詰める。
- 塩を入れて完成。パスタソースの場合は塩味を濃くしないと味がしないので、塩はしっかり入れます。
オリーブオイルはたっぷり使います。
カットトマト缶は、全部使うのではなく液部を少し取り除いた方が、一層「それらしく」なったかもしれません。
油を多かったせいか、煮込んでいるときものすごくはねました。
エプロンでガード。
完成。
こうなりました。
ちょっとこんもり盛り過ぎちゃいましたね。
末っ子(高校生)用ですが、ソースの出来上がり分量がわからなかったので、いつもの高校生用パスタよりも少なめです。
黒オリーブとケイパーがもっと主張するクセのある味でもよかったんですが、おいしかったですよ。(私が作る料理にしては、材料費もかけたし……)
ケイパーと黒オリーブがまだ残っているので、少なめならもう1回ぐらい作れそうです。