食器洗い、みなさんどうやっていますか。
食洗機を使っている方もあるでしょう。
手洗いの場合は、いろいろなやり方・流儀があると思います。
私のやり方を書いてみることにします。
綺麗に食べる。
まず、食器洗いよりも前の段階。
「綺麗に食べる」。
これ大切です。
茶碗にご飯粒が残っていないか?
お皿に食べかすが残っていないか?
スプーンで食べる料理、もっと綺麗に食べられないか?
私は会社員時代、食堂のおばちゃんに「○○さんのお皿は洗うの楽だわ~」と言われていました。そんな私の妙なこだわりを受け継いでしまった子供らも、みんな綺麗に食べてくれます。
汚れを他に移さない。
では、食べ終わったとしましょう。
食器を流しに持っていきます。そのときが重要。
皿を適当に重ねてしまったり、まして洗い桶に張った水にザブンと漬けてしまったりすると、油汚れが全部に移ります。ごはん茶碗や汁椀など、大して汚れていない食器まで、全部みごとに油まみれになってしまいます。
なので、流しの中で汚れが他に移らないように気をつけます。
特に、肉類の脂。融点は牛肉が最も高く、次が豚肉。この2つは本当に落ちにくい(鶏の脂はそれに比べるとずいぶん楽)。トマト+油の組み合わせも手強い。
なので、特にそういう油汚れのひどい皿は、適当なもので拭いてしまいます。
こういうもので汚れを綺麗にこそげ取ってしまうのもいい方法です。
洗い桶の中で水に漬けることはしませんが、食器が乾燥してしまうともちろん汚れは落ちにくくなります。なので、乾燥しないように水を掛けておいたりします。
効率的にすすぐ。
洗剤で洗ったあと、最後のすすぎのときには、今度は逆に食器をできるだけ蛇口の下で積み重ねます。
そうすると、蛇口の下で食器を手に持ってすすいでいるうちに、下の食器もどんどん勝手にすすがれていくわけです。「シャンパンタワー」のように。
私はさらに、右手と左手で同時に別々の動作をしています。
- 右手:最終すすぎの食器を持ってすすぐ。すすぎ終わったら食器を洗いかごに立てます。
- 左手:最終すすぎの1つ前の食器を持ち、右手に持っている食器の下で、上から落ちてくる水ですすぎます。右手の食器を洗いかごに立てたら、左手の食器を右手に持ち替え、左手は下に積み重ねてある一番上の食器を取ります。
シャンパンタワーのてっぺん → 左手 → 右手とすすいでいくと、食器1つにかけるすすぎ時間はほんのわずかになり、節水にもなります(蛇口から水を出しっぱなしにしているのは、このすすぎのときだけ。洗剤で洗っているときは水を出していません)。
まあ、たかが食器洗い。
どうでもいいんですけどね。