フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

通学用自転車(ママチャリ)、私はこんな基準で選びました。

 

 

中学校あるいは高校への進学に合わせて、通学用自転車を購入する方は多いでしょう。

私が子供の通学用自転車を選んだとき考えた選択基準について、私の経験をまとめてみることにします。

(ただし、最後にママチャリを選んだのは3年前なので、現在は状況が違っているかもしれません)

 

まず、学校の規則を確認すること。

 

特に中学校の場合、通学用自転車にはいろいろと規則がありました。

  • ハンドルの形状
  • 荷台があること
  • ライト、後ろの反射板があること
  • ベルがあること
  • 変速は○段まで

 などなどでした。

 

規則に合っていないと通学には使えません。ですから、入学説明会などで確認してからホームセンターや自転車店に走ることになります。入学シーズンには店の在庫も増えますが、みんな一斉に買いにいくと思うので、希望のものや色を選びたい場合は、急ぐか、または在校生がいるお宅に事前に規則を聞いて早めに買うのがいいかもしれません。

 

高校の規則はどうだったか……子供3人とも中学校のときの自転車をそのまま高校でも使ったので憶えていません。規則がなかったか、あってもずっと緩かったかも。

 

変速機の有無と種類。

 

ママチャリにも、変速機のないものとあるものがあります。

自転車通学するならそれなりの距離でしょうから、変速機はあった方がいいでしょう。

 

変速機には、

  • 外装(5段など)…後輪のギアがむき出しになっている、複雑な構造のもの
  • 内装(3段など)…後輪のハブ(車軸付近)の中に変速機が隠れているもの

があります。特にこだわりがなければ、内装3段で十分でしょう。

ウチの子供3人の通学用自転車は、4台(娘が2台乗り継いだ)とも内装3段でした。ただし、ギヤ比はよくないみたい……。ペダルが軽い方のギヤ比の出番がほとんどありません。

 

変速操作の種類。

 

ハンドルのところで変速操作をする部分にも種類があります。

  • グリップタイプ:ハンドルを握るところの根元側(親指側)に、リング状の操作部が付いている。デザイン的にはすっきりしている。
  • レバー式:ハンドル手前に、変速操作をするレバーが別の部品で付いている。

下の画像はレバー式です。

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私がホームセンターなどで探した当時は、主流はグリップタイプで、レバー式のママチャリはほとんどありませんでした。

 

でも私は、レバー式の方が好きです(好みの問題?)。

それはなぜか。

  1. グリップタイプは、変速操作部分がハンドルグリップの根元側で2~3cmの長さを占めてしまうため、右手で握る部分の実質的な長さがその分短いものがある
  2. 手袋の右手親指が破れやすくなるのでは?

 

1.については画像がないので説明しにくいですが、右手が握りにくいのでは?という気がします。

 

2.について。

冬は手袋が必須の地域に住んでいますが、グリップタイプの自転車に乗っていた長男の手袋は、なぜか右手親指がすぐ破れました。これは変速操作が原因ではないかと、私は思っています。

変速操作をするときには、右手でハンドルグリップを握ったまま、右手親指と人差し指でリング状の変速操作部分をぐるっと回すことになります。そのとき、手袋が無理に引っ張られるから破れたのではないかと思うのです。

 

レバー式は見た目が垢抜けないですが、操作は軽快で、実用上は全く問題ありません。

 

昔ながらのダイナモかハブダイナモか。

 

ライトを点灯するための発電機の種類です。安いママチャリは昔ながらのダイナモ発電機(ダイナモをパチンと倒してタイヤに接触させ、回転させて電気を起こしてライトを点灯させる仕組み。

ハブダイナモは、発電機が前輪の車軸部分に内蔵されているタイプです。ライト点灯のための操作が必要ありません。

 

これはハブダイナモが絶対におすすめです。理由は、

  • 従来のダイナモは、点灯するための操作(ダイナモをタイヤ側に倒す)をしないとライトが点灯しません。忘れると無灯火になります。
    これに対して、ハブダイナモの場合は「オートライト」(暗くなると勝手に点灯する)になっています。
  • 従来のダイナモは、タイヤに接触させるとペダルが重くなります(これも無灯火の原因になる)。ハブダイナモは、ライトを点灯してもペダルが重くなりません。
  • 従来のダイナモでは、ライトが暗い。しかも、タイヤの回転数に応じて明るさが変わる。自転車のライトは、前を照らすためではなく自分を目立たせるため。暗くてはその役に立ちません。

 

豆電球かLEDか。

 

従来のダイナモの場合は、電球が豆電球のものとLEDのものがあります。ハブダイナモの場合はLEDでしょう。

上記と同様、明るいのでLEDの方がおすすめです。値段の高い自転車だと、LEDの数が多くて明るかったり、点滅したり、常時点灯だったりして、いっそう視認性がいいものもあります。

 

BAA認定か。

 

 一般社団法人自転車協会が定めた自主基準「自転車安全基準」を満たしたものには、BAA認定ステッカーが貼られています。BAA認定があれば、より安心できるでしょう。

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価格帯と仕様のイメージ。

 

3年前の私の印象で言うと。

  • 1万円以下……変速機なし、従来のダイナモ、豆電球、輸入品
  • 1万5千円程度……変速機なし、従来のダイナモ、LEDまたは豆電球
  • 2万円程度……内装3段変速、ハブダイナモ、LED(ただし、最近はこの価格帯でこの仕様は難しいかも)

2万円を超えると、いろいろ機能や耐久性など特徴を出した製品が増えてきます。

上記の "私基準" を全部満たそうとすると2万円を超えてしまうと思います。でもやはり、最低2万円程度、またはそれ以上の自転車がいいのではないかと思います。少なくとも、1万円以下の激安のものは、安全面からも避けた方がいいと思います。

 

それでも、過酷な使用条件ですからフレームが折れたことはありましたけどね。BAA認定ではありませんでしたが。 

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