先日の夕食に、ちょっと変わったものを作りました。
かぶのそぼろあんかけ、です。
かぶを見たら、どういうわけか急に思いついたんです。
作り方。
- かぶは皮を剥き、お尻の側から、切り離さないように十文字に切り込みを入れる。
どうせなら丸々一個の形のままになるよう、四つ割りにせず、火が通りやすいよう切り込みだけを入れました。 - ちょうどいい大きさの鍋に、かぶが1/3ぐらい浸る程度の水+だしの素を入れ、かぶに箸が通るようになるまで蓋をして蒸し煮。水気がなくなって焦げ付かないよう火加減に注意し、水がなくなりそうなら適宜追加。
- ひき肉は、冷凍庫に在庫があった豚ひきを使いました。鍋にひき肉と砂糖、醬油、酒を入れて箸でぐるぐる練っておき、それから火にかける。
冷凍庫の肥やしになっていたゆずの皮があったので、それも細かく刻んで入れました。 - 火に掛けている間じゅう菜箸でぐるぐるぐるぐるかき回し、そぼろにする。
味を見て、足りなければ砂糖や醬油で調節。 - そぼろになったら水溶き片栗粉を入れ、あんにする。
- 火が通ったかぶを皿にとり、上からあんをかけて完成。
出来上がりは…?
何も見ず、記憶だけで適当に上記のように作ってみました。
出来上がりはこんな感じに。
ひき肉が、「そぼろ」というよりも「ペースト状」になっちゃいました。
後で作り方をちゃんと調べたところ、水溶き片栗粉を入れる段階で、全体での水の量が少なすぎたみたい。次に作る機会があったら気をつけます。
見た目はともかく、味はなかなかよかったです。ゆずの皮を入れたのが大正解!
なんてことない料理ですが、自分で作ったものがおいしいと嬉しいものです。
メインは親子煮でした。
でもこのカブのそぼろあんかけは、副菜。
主菜は「親子煮」でした。親子丼を、どんぶりにしなかったものです。
なぜ丼にしなかったのか?
子供が、「ごはんだよー」と呼んでも2階からいつ降りてくるかわからないからです。
30分後なんてこともザラ。(ただし、子供には子供のペース・子供の都合があるので、それでとやかく言うようなことはしません。)
いつもどんぶりに使っている塗りのお椀に盛ってしまうと、電子レンジで温め直しができません。なので、皿に盛ることが多いです。
この親子煮、実は2つ失敗をしました。
失敗その1:どんぶり用の味付けにしてしまった。
どんぶりのときは、カツ丼でも親子丼でも他人丼でも、調味料を1人あたり砂糖大さじ1、醬油大さじ1の割合で作っています(牛丼は別)。今回は最初からごはんに載せないつもりでいたんですが、ついついどんぶり用の割合の調味料で作ってしまいました。そうすると、おかずとして食べるにはしょっぱいんです…。
失敗その2:人数を間違えた。
しかも、3人分のつもりで調味料を入れてしまいました。このときは私と子供の2人だけだったのに、です。
なので、できあがった親子煮は二重にしょっぱい味になってしまいました。
どんぶりや炊き込みご飯は、ちゃんと作っても、そもそも味が濃いんですけどね。
それに、そういったごはんものに限らず、和食は一般的に塩分過多になりやすいように思います。気をつけます。
ところで、親子丼は味の濃さ・汁気の加減が難しいほか、卵の半熟加減も難しい!上の画像は、「出来のいいところ」を子供用に盛ったものです。
いいところを子供用に取り分ける、この親心!!