NHKの番組、結構好きです。
ふだん見ているテレビは8割方NHKかもしれません。古い人間なのかな?
総合テレビでもいい番組はありますし、Eテレは子どもが小さいころ非常にお世話になりました。最近は、実験的な攻めた番組づくりもしていますね。
※NHKの「なつかしい番組紹介」のようなコーナーで、「"おかあさんといっしょ"も、放送開始当時は斬新な番組だった」「子ども相手に歌って踊るような番組はそれまでなかった」というようなことを、当時の歌のおねえさんである小鳩くるみさん(現在は目白大学教授の鷲津名都江さん)もおっしゃっていました。
そんなわけで、NHK放送受信料の話です。
受信料の家族割引。
NHK放送受信料には、家族割引という制度があります。
簡単に言うと、
- 1人の人が複数の場所で受信契約をしている(別荘、別宅など)
- 同一世帯の複数の人が受信契約をしている(単身赴任、学生など)
といった場合に、2契約目以降が半額割引になる制度です。
下宿している学生の家族割引。
ウチの場合、別々に下宿している大学生2人が、それぞれNHK受信契約をしています。
なので、どちらも家族割引にしています。
申し込みするには、NHKから「放送受信契約書兼家族割引申込書」を送ってもらい、
親の住所、子どもの住所、子どもの在学学校と学年、受信料をまとめて払う親のクレジットカード情報などを記入して返送すればOK。
※(2019年4月追記)NHKのサイト上でも家族割引の手続が可能だと書かれていますが、「家族契約」の手続を選ぶと、最初に「新規契約」からということになります。画面の指示に従って進みましたが、そうしていたらなぜか「親名義のクレジットカード支払」にたどり着かず、「家族割引の申込みが出来ているのか? 支払は何ですればよいのか?」などなど、よくわからなくなってしまいました。
結局、NHKの受信料窓口に電話をして、郵送で手続をし直しました。
下宿を始めるとすぐに、NHKが委託した業者が「受信契約をしろ」とやってきますが、子どもには「親が手続をしているから」と断るよう、念を押しておきました。
盲点:家族割引が半自動的に終了した。
ところが先日、長男の家族割引がいつのまにか終わっていたことが判明しました。別件で受信料についてNHKに確認をしたときに、たまたまわかったんです。割引のない、通常の額の受信料が、年払いで私のクレジットカードからすでに支払われていました。明細をそこまで確認しなかったので、気付きませんでした……。
なぜそんなことに?
上記の「家族割引申込書」には、学校名のほか「修業年限」と「現在の学年」の記入欄があります。
その記入内容に基づき、子どもが大学4年の3月、つまり大学を卒業すると予想される時期になると、「家族割引が終わります」という通知が本人に郵送されるそうなんです。それに対して何もしないと、自動的に家族割引が終わる仕組みらしい。
初めて知りました。
長男は、学部卒業後そのまま大学院に進んだので、まだ学生。大学院生でも、仕送り生活で同一家計なので家族割引の適用対象になるんですが、「家族割引終わりますよ」という通知をスルーしたために、通常の受信料になってしまっていたんです。
手紙ちゃんと読めよ……。
ちゃんとこっちに連絡しなよ……。
長男は、小学校でもらったプリントがランドセルの底でぐしゃぐしゃになっているようなタイプではありませんでしたが、こちらから言わなければプリントを出さない程度のズボラさではあったかも。
今度帰って来たときしっかり言っておこう。
家族契約の申し込みし直し。
なので、家族契約の申し込みを改めてやり直すことになりました。
年払いした受信料のうち、すでに経過した期間分には家族割引はもう適用されないそうです。残念……。