外出先で、大玉すいかをいただきました。
「お盆だし家族が揃うしこれぐらいは食べるでしょう。食べて~」という感じ。
特に高齢の方からすれば、「すいかはやっぱり大玉」なのでしょう。
ところが。
当然、冷蔵庫に入らない……。
冷蔵庫に入らない、食べきれない、皮が大量に出るなどが理由で、最近は食べきりやすく皮も薄い小玉すいかや、カットすいかが売れているようです。
それで、いただいた大玉すいか。
丸くて座りが悪いので、小玉すいかなら、どんぶりに入れてから冷蔵庫に入れます。
でも今回は大玉。半分に切ってそれぞれを大きなボウルに入れるとしても、冷蔵庫内にそんなスペースはありません。持って帰ってきたら夜だったので、半分食べてしまってから残りをしまうという時間帯でもありません。どうせならちゃんと冷やしたいし、そもそも大玉すいかの半分も一度に食べられない。
そこで思いつきました。
すいかを切るというと、縦に半分に切り、その片方をまた半分に切り…と「くし形」に4分の1、または6分の1や8分の1に切っていくのが普通だと思います。
しかしそのやり方では、すぐに冷蔵庫に入れるにはスペースが難しい。
そこで、入りきれないてっぺんを水平に切りました!
地球で言えば、北緯30度ぐらいの緯線に沿って切った感じ。最初45度と書きましたが、下の画像から考えると30度ぐらいですね。直径の上側1/4を切り取った感じ。
こうなりました。
こうしたら、本体は見事、冷蔵庫の野菜室に入りました。
野菜室の上段トレーにぶつからない。
我ながらいいアイディア!(それほどじゃない)
切った上側部分はカットスイカにしてしまい、皿に載せて冷蔵庫に入れ、翌朝食べました。
今晩は赤道付近でまた横に切って、カットスイカにして食べると食べやすくていいかな。
……そして2日目。
今度はすいかの赤道付近を横に切ってカットスイカに。
そうしたら…量が多い!
後から気付きました。直径に対して上側1/4(すいかの北緯30度より上)と次の1/4(赤道から北緯30度まで)では、そもそも体積が全然違うし、さらに皮が占める体積(つまり、それを差し引いた可食部の体積)が全然違う!簡単な数学です。
このとき作ったカットスイカは、帰省していた大学生も含む4人で2回に分けて食べる量になりました。