ウチでは、2日に1回はホームベーカリー(パン焼き器)でパンを焼いています。炊飯器並みの必需品。
普通のパンを焼くことが多いんですが、ときどき変わったこともします。
冷蔵庫の中で賞味期限がとっくの昔に切れてしまったチョコレートシロップ。
いや、存在は知っていましたよ。でも見えないフリしてたわけです笑。
賞味期限は、あえていつとはいいませんが結構な昔。
なので、これを、パンを焼くときに混ぜて入れちゃうことにしました。
いつも通り材料を入れたパンケースに、このシロップを適当にだーっと。
それでどうなったでしょう? ちゃんと焼けました。
さすがにマーブル模様にはなりませんでした。全体がほんのりチョコレート色になったパン。
断面の色も味も、ほんのりチョコレート風味。
結構、できちゃうものです。
こんな風に、いままでいろんなものを入れてきました。
もちろん、クルミなどのナッツ類やレーズンなどは、「ちゃんとしたパン」になります(ホームベーカリー付属のレシピにも載っています)。インスタントコーヒーや、ごまを入れてもおいしい。
ではそれ以外に、どんなものを入れてきたかというと。
野菜。
昔、宅配野菜を頼んでいたときに、野菜をどうしても食べきれないことがありました。
そんなとき、にんじんやごぼうをすりおろして軽く水分をしぼり、パンに入れてしまったことがあります。にんじんパンやごぼうパン。
残りごはん。
何年前だったか、今は亡きサンヨーが、ご飯でパンが焼けるホームベーカリー「ゴパン」を売り出して話題になったことがありました。
でも、普通のホームベーカリーに冷やご飯を少し入れても、パンはちゃんと焼けます。
割合には注意しないといけませんけどね。
古い小麦粉。
知人から、「使い切れないからもらってー」と、使いかけの薄力粉をもらったことがありました。でもウチはウチで、同じく使いかけの薄力粉が残っています。しかも、もらった方はもう期限が切れている。どうしよう?
「食べ物を捨てる」という言葉が辞書にない私なので、これもパンを焼くときに入れてしまいました。とは言うものの、パンは基本的に強力粉。なので、そのうちの一部を薄力粉で代用したんです。ちょっとなら問題ありませんから。
※ところで、お好み焼きミックスのような、調味料などが入っているミックス粉は、古くなるとダニがわいてアレルギーの原因になることがあるそうなので、要注意です。
おからパウダー。
同じときに、おからパウダー(乾燥おから)ももらいました。これも少量ずつパンに投入。きっと食物繊維豊富なパンになったでしょう。
お正月の残りのきなこ。
お正月にはきなこ餅を食べますが、そのために買ったきなこは大抵余ります。「きなこ牛乳」にして飲んでしまってもいいんですが、パンに入れて「きなこパン」にしても全く問題ありません。
梅シロップを作ったとき残った梅の果肉。
去年、梅パンも焼きました。
……というように、けっこう何を入れても普通にパンになるので、便利です。
そういえば遠い遠い昔、キャラウェイシードを入れて焼くなんていう、おしゃれなことをやったこともあったなあ。キャラウェイは焼き菓子類に合いますからね。
ところで昨日、「チョコシロップもいれちゃえ」などとやっていたら、末っ子に「……じゃあこれも入れれば?」とぼそっと言われたのが、かき氷のいちごシロップ。
確かにこれも古いな……。
次にパンを焼くときに、砂糖や水の量を調整して入れてみることにします。