新年度、学校が動き始めると、PTAの方でも会議がいろいろ開かれると思います。
そんな中で「長」のつく役(PTA会長はもちろん、委員長・部長など)になってしまった人は、人前で話さなければならないこともあるでしょう。
私は、保育園の保護者会や小学校のPTA、中学校の大きな行事の責任者などをやったおかげで、いろいろな場面で挨拶ばかりやってきました。特に年度初めは頻繁に多種多様な会議があり、「あいさつマシーン」と化したような気持ちになったものです。
そんな私なので、人前であいさつなどやった経験がない苦手な方のために、「こうすれば大丈夫!」という私の考えを書いてみます。
※「あいさつなんて楽勝!」「そんなの適当で大丈夫じゃん」…という、挨拶が苦にならない方や得意な方、経験豊富な方は、スルーでお願いします。
あいさつをするときの、心構え。
心構えなんて大げさなものじゃありませんが、こういうことが苦手な方にひとこと言っておきたいのは、
あいさつなんて、形式的なもの。
誰も大して聞いていません(聞いていたとしても、憶えてません)。
ということです。あってもなくても大して違いはありません。あいさつが苦手な方は、その程度のつもりで、気楽に考えてください。
※それならなくたっていいじゃん、何でやらなきゃいけないの?という根源的議論については、ここではスルーします笑。
あいさつ内容を考えるとき確認しておくこと。
あいさつで何を話すかについて考えるとき、確認しておくべきことが一つあります。
それは、ご自分がその会議でどういう立場なのか。
どんなパターンがあるかというと、大きくは
- その会議を招集した立場。
- 会議に呼ばれた立場。(招集した立場の人が別にいる)
1の例としては、PTAの大きな会議ならPTA会長、○○委員会や○○部の会議なら、委員長・部長などが該当します。
このバリエーションとして、そういう「長」の立場の人が所用で欠席となり、代理で挨拶をする場合もあります。
2の立場で挨拶を求められることは、それほど多くはないかもしれません。
1と2のどちらであるかによって、話すべき内容が違ってきます。
あいさつの内容は短く。4部構成で考えれば、どんな会議にも対応可能!
では肝心の、あいさつの内容です。
ここでは、上記の「1. その会議を招集した立場」であいさつをする場合を中心に考えます。
上に書いた通り、あいさつなんてあってもなくても大差ありません。でも形式上求められるものなので、苦手な方は特に、簡単に短く済ませることを考えましょう。最低限必要な要素を入れておけば短くても全く問題ありませんし、第一、会議が早く進みます。
具体的なあいさつの内容は、4つのパーツの組み合わせで考えれば、どんな会議にも対応できます。
- お礼のことば(最初の決まり文句)
- 今日は何の会議か
- 会議の簡単な目的など
- 終わりの決まり文句
これでOKです。
それぞれについて、次回に詳しく書くことにします。
Photo by 写真素材 足成
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