4月から新年度。
最近は小学校から英語の授業(というより体験活動みたいなもの?)もありますが、中学生になって本格的に英語が始まるというお子さんもいるかもしれません。
そこで改めて。
古典的ですが、NHKのラジオ英語講座(「基礎英語」など)はどうですか?
長所1:費用がかからない。安い!
何と言っても安いです。テキストは本体450円(税込486円)。これで1ヵ月分ですよ?
ちょっとした塾に通う費用の1/10以下ですよね。
長所2:平日は放送が毎日ある。
1日15分ですが、平日は毎日あります。放送時間帯は、講座によりますが朝と夕方と夜。塾などで「週に1回1時間」というよりも、毎日触れる時間があった方が学習効果が上がるのではないでしょうか。
短所1:自分で聞かなきゃできない。
例えば運動でもなんでもそうですが、自分でやらなきゃできません。
「スポーツジムに高い会費を払った方が、通う=運動するモチベーションになる」
←→「お金をかけなくても、家にあるものをうまく使えばいくらでもトレーニングはできる」
といった関係と同じ関係があります。お金がかからない分、意志の力が必要。
自分がその時間にラジオの前に座らなければ、勉強できません。
もちろんCD付きテキストも販売されていますし、ネットのストリーミング放送で聞くこともできます。新年度分については音声データ単体のダウンロード販売も始まるようです(ライセンスキーがすでに書店で販売されています)。
でも、「いつでも聞ける」と思うとたいてい聞きませんよね……。
ラジオの放送時間に合わせて生活・勉強のリズムを作る、ラジオ英語講座を生活リズム作りに役立てることができるなら、うまく活用できそうな気がします。
中学生・高校生も、部活があったり塾に通っていたりで、夜9時~10時ぐらいの時間帯でも忙しいかもしれませんけどね。
ウチの子どもらには、小学校6年から「基礎英語1」から順に聞かせてきました。
中1で基礎英語2、中2で基礎英語3を済ませてしまうので、中3はその上のレベルの「ラジオ英会話」に。
昔はありませんでしたが、現在なら、英語を全くはじめて学習する場合はテレビの「プレキソ英語」からの方がいいのかもしれません。
新年度からは、高校生向けレベルの「高校生から始める現代英語」という新コースが週2日放送で始まるようです。
私の住んでいる県では、県立高校受験でも英語のリスニングがありますし、大学入試センター試験にももちろんリスニングはあります。こんど高2になる末っ子には、「ラジオ英会話」と「高校生から始める現代英語」の2つを聞いてみて、どっちにするか(あるいは両方か)決めれば? と話しています。