フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

小中学校の入学式・卒業式。PTA会長の挨拶・祝辞の原稿はこういう形で用意すれば、本番が楽。

 

マニアックな記事を続けていますが。

小中学校の入学式・卒業式のPTA会長あいさつ・祝辞の内容について書いてきました。

 

  • 過去の原稿を入手し,
  • その構成・内容を参考にして,
  • 言うべきこと・言った方がよいこと・言わないほうがよいことを考えて原稿が出来上がったら,

 

本番で読み上げる紙の原稿を作りましょう。

 

紙の原稿,どんな形態がいい?

 

どんな形に用意すればいいでしょうか。

 

A4コピー用紙にプリントアウト? 行事にはちょっとふさわしくありませんね。

 

それでは,式辞用巻紙は?(そういう呼び名なのかな)

祝辞の巻紙?(イメージ)

式辞・挨拶文や目録を,もう1枚の紙にこんな感じにぐるっと巻く形式。

中の原稿部分は,巻物状にしたりジャバラ状にしたりするようです。

 

こういった形のものを使う方も多いかもしれませんが,欠点があります。

それは,原稿の出し入れに時間がかかること。

 

演台に立って「礼!」という号令で礼をし,原稿を内ポケットあたりから取り出すわけですが,表の紙をくるくると外して原稿を取り出して……という時間がちょっと間延びします。

 

さらに間延びするのが,あいさつを終えたとき。

紙に包んで戻すときもたついたり,あわてたり,その何秒かの時間が間延びしたり,「卒業生起立!礼!」の号令のタイミングが難しかったり。

見ていてスムーズでないことが多いです。

 

こんな形に作ればスムーズ。

 

そこで私が当時の校長先生から教わったのが,原稿を「小冊子型」に作る方法。

教育委員会などでもこの方法を使っているとのことでした。

小冊子型の祝辞原稿。

こういう形に作るんです。

 

  • 原稿をWordなどで縦書きに作り,コピー用紙に印刷します。
  • それをジャバラに折ります。折り目に文字が来ないよう,行間・レイアウトを工夫しましょう。
  • 文具店などで綺麗な厚紙(1枚40~50円程度で売られています)を買ってきて,表紙を作ります。
  • 表紙の間に,ジャバラに折った原稿を挟んでのり付けします。ジャバラに折ると厚みが出るので,表紙もただ2つ折りにするのではなく,背部分に2mm程度のマチを作っておくと綺麗にできます。

原稿をジャバラに作り、表・裏表紙に挟み貼り付ける。

私が実際に使っている様子。

私が実際に使っている様子。(これは卒業式ではなく周年行事の画像ですが)

 

この形なら,内ポケットからさっと出して読み始めることができ,終わったらさっとしまうことができます。(ところで,私の地元の小学校では,挨拶文を演台の隅に置いて降壇することになっていました。他の地域でもそうなんでしょうか?)

 

祝辞専用の用紙も販売されているようですが,Wordなどで行間を調整しながら印刷して切り貼りすれば,割合簡単に作れますよ。

 

関連記事:

小中学校の入学式・卒業式でPTA会長あいさつをすることになったら,まずは準備から。

小中学校の入学式・卒業式。PTA会長あいさつで言うべきこと,言わない方がいいこと。