洗濯物干しで毎日活躍している必需品、小物干しと10連ハンガー。
プラスチック製のものを使っている方も多いと思います。
市場の主流はそういうタイプだし、安いですからね。
でもこれ、ご存じのようにあちこちよく割れます。
紫外線でプラスチックが劣化してきたところにちょっと乱暴な扱いをすると、簡単にパキッと。
そのたびに、ビニタイで補修してだましだまし使っています。
モノによっては、10ヵ所近く補修しながら使っていたことも。
でもやはり、ちょっとぐらい値段が高くても壊れないものの方がいいんじゃないかと、4年前にオールステンレスの小物干し(ピンチハンガー)を買いました。
一部改造して使っています。
本体は丈夫でいいんですが、いくつか欠点が。
- ピンチがプラスチック製のものより固く、開閉に力がいる。
- ピンチがすべるので、重い物やすべりやすい薄い生地の洗濯物が挟めない。
- 両端に重い物をぶら下げると、重さでぱかっと全体が2つ折りになってしまう。
1.の問題。リングを通してある関係で、指がかかる場所がどうしても、洗濯ばさみの中心側、テコでいう「支点側」になってしまうんですよね。プラスチック製洗濯ばさみよりも開閉に力が必要に思えるのはそのせいもあると思っています(あとは、バネ自体の強さ)。
無印良品のステンレス製ピンチハンガーは、洗濯ばさみが他のものよりも大きいので、開閉に必要な力が少し弱く済む印象です。
2.の問題。生地が厚くて重いジーンズや、意外に重さがあって生地が滑りやすい学生ズボンは、ステンレスのピンチでは干せません。なので、画像のように一部をプラスチック製洗濯ばさみに交換しています。これなら何でもはさめるし、もし洗濯ばさみが壊れたらそこだけ交換すれば済みます。
3.の問題。2つ折りになってしまうときには、折れ曲がり部分の枠を単体の洗濯ばさみで挟み、折れ曲がらないよう固定しています(下の画像の箇所です)。
そんなわけで、丈夫でいいと思って使っていたオールステンレスの小物干し。
それが、このあいだ壊れました……。
2つ折りになる可動部の、リベット状の部品が取れちゃったんです。
正常な状態:
丸い部品で止まっていますが、これが取れちゃいました。
なので、結局はこれもビニタイで補修。
思わぬところが壊れるものです。