昨日は、一足早くクリスマスケーキを食べました。
上の方に、何かもわもわしたものが写っていますが……
これ、高校生の息子が家庭科の授業で作ったケーキなんですよ。
じゃーん。(背景がウルサイですが……)
もちろん、「作った」とは言っても、出来合いのスポンジに出来合いのオーナメントを使って飾り付けしただけ。でも、すごくよく出来てます。几帳面な息子の性格がよく出てる。
ちゃんとスポンジは2つに切ってあって、間に細かく切ったイチゴがサンドしてあります。
しかも、驚くべきことに、これは高校から自転車で持って帰ってきたものなんですよ!30分以上かかるのに。しかも、いつも通りの荷物(10kg以上)を積んだ状態で、ガタガタする歩道を走って。
リュックの底に入れて背負ってきたようですが、それにしても全く崩れていないとは。
どれだけ丁寧に乗ってきたんだろう。
びっくりです。
……というのは、6年前に、長男が同じようにケーキを作って持って帰ってきたときの記憶があるからです。
そのときのケーキがこれ。
ぐちゃぐちゃ。
まあ、自転車で30分以上走ったら、こうなるのも十分予想できますよね。
歩道の段差やちょっとした上り坂もありますから。
末っ子の丁寧さに、あらためて驚愕しました。
またもや「すげーっ!」連発です。
息子の通う高校は、男子校。高校生男子がみんなしてクリスマスケーキ作り……なかなかない風景かもしれません。実際に見てみたい気もする。
ところで高校の家庭科の教科書、扱う範囲が広いです。
手元にある教科書(旧課程ですが)の目次を見てみると。
- 「人生をみつめる」(自己実現、青年期、家族、男女共同参画社会…)
- 「資源を生かす」(消費生活、契約・消費者信用、家計管理、環境、持続可能な社会……)
- 「子どもを育てる」(乳児期・幼児期の成長・発達、子どもの生活・健康・安全、親になること、子どもの権利……)
- 「高齢者と生きる」(高齢期の生活と課題、人口高齢化と高齢者福祉、介護支援……)
- 「食生活を営む」(栄養の知識、食品衛生、調理…)
- 「衣生活を営む」(被服材料の種類と性能、気持ちよく着るために、自分らしく楽しむために…)
- 「住生活を営む」(健康で快適な住居、安全・管理、地域社会、共生の住居・まちづくり…)
などなど。資料集的に、データや図表なども細かく書かれています。
「現代社会」の科目もそうですが、高校生全員(+もちろん大人も)がこういう科目をしっかり勉強していたら、社会がもう少し変わるかもしれません。
関連記事:
子どもをほめて育てるかどうか。初心者は,まずは「すごいっ!」でもいいんじゃないかな。