また苦手な読後感を。
今日はこれです。
ざっくり言ってしまうと、
- 貴重な資源(時間、お金)の投入量に対する成果量の割合(生産性)を常に考え、高めよう
- 今後は生産性の低いものからどんどん淘汰されていく
- 成果を上げるために無自覚に資源を投入し続けるのはやめよう
- 生産性を高めるためには、
- 自分にとっての価値が何かをつきつめて考え、それに優先順位を付けよう
- 生産性を高めざるをえない環境を作ろう
- 不必要なことに資源を割かないようにしよう
という内容です。
- 効率よく仕事や家事をするために一生懸命頭を使う
のは、ちょっと大変そうかもしれませんが(でももちろん、それをやれば自分の能力が上がります)、
- やらないことを決めてすっぱり割り切る
ことなら割合ラクにとりかかれそう。
- そうせざるを得ない環境に自分を追い込む
という方法も、なるほどと思いました。意図的に「火事場の馬鹿力」を発揮させる作戦ですね。
私も、
「全部自分でやるほど人生は長くない」とか、
「全てのことを「人並み」にやることに意味はない」とは、以前から思っていました。
死にそうなほど忙しかった20年ぐらい前にこの本があれば、もっと参考になったかな。
特に、「フリーランスは、先に休みの予定を入れてしまわないと休めない」という最後のエピソードには全く同感。
同じことは、『「とりあえず、5年」の生き方』にも書かれています。一番大切なものに費やす時間・予定をあらかじめ決めてしまわないと、それに時間を割くことはできない、と。この本もおすすめ。
今の私について言えば、そもそも
- 自分にとって一番大切な資源は何?
- 自分は一体何をしたいの?
なんてことから考える必要がありそうです。
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