フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

「掃除していても給料が出る」会社員と、「掃除していても直接の売上になるわけじゃない」フリーランス。

 

年末。大掃除の時期です。

いつもこの時期になると、昔の会社員時代を思い出します。

年末の最後の勤務日、2日間がかりで大掃除をしてたんですよね。オフィスだけでなくいろいろな機器や資材を扱う部門もありましたから、結構大がかりでした。

そんな頃を思い出すと、「掃除してても給料が出る会社員っていいよなあ」とよく思います。

 

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Photo by 写真素材 足成

 

掃除をしていても収入にならないフリーランス

 

フリーランスの立場では、売上につながる作業をしていなければ一銭にもなりません。

掃除はもちろん、帳簿入力、消耗品購入、その他もろもろの間接業務は、直接の収入にはならないんです。

 

掃除をしていても給料が出る会社員。

 

会社員は、掃除してても給料が出るだけじゃなく、もちろん有給休暇など各種福利厚生制度もありますよね。

なぜそんなことが可能なのか? 

あたりまえですが、高度に分業して事業を効率的に行っているからです。そのおかげで、直接の売上にはつながらない管理部門の社員の分、間接業務の分までまかなえる収益を上げているわけです。

 

フリーランスはいくら稼げばいいのか?

 

フリーランスだって、仕事をする上で間接業務は必要不可欠です。さらに、いま直接収益につながらないとしても、将来を見据えた自分への投資だって行っていかなければなりません。

ですから、そういう「直接収入につながらない作業」までカバーできる売上を、いま上げなければなりません。

 

そもそも、

  • 稼働率は100%じゃない(仕事がない時期もある)
  • ボーナスも残業手当も退職金もない
  • 必要経費もあるし、各種税金・社会保険料は後から現金払い(源泉徴収対象の業種では、所得税は最初から引かれますが)

ですから、ざっくり言って、会社員の収入の2倍で同等じゃないかと言われています(昔は3倍と聞いたこともありますが、最近は2倍と言われているようですね)。

 

会社を辞めてフリーになった人。「会社員の手取りと同じぐらい稼げればいいや」と思っていると、後で「思ってたのと違う」ということになるかもしれません。

 

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