今日はちょっといつもと違う感じの記事を。
2016年11月23日放送のNHK Eテレ「オイコノミア」を見ていたら、番組の中でハンバート ハンバートというデュオのミニライブがあったんです。
1曲だけだったんですが、その「ぼくのお日さま」という曲がとてもよかった。
私はこのグループも知らなかったし、もちろんこの曲も初めて聴いたんですが、たまたま耳にしてすごくラッキーでした。
YouTubeに動画もありますが、今回の放送の方がずっとよかった。
バックバンドがない、ギター1本と2人の歌声だけ。
そのぶん余計に、声が、歌詞が、ダイレクトに響いてきます。
「僕はことばが うまく言えない はじめの音で つっかえてしまう」
佐野さんの伸びやかな声で、最初からぐっと引き込まれます。
「こみあげる気持ちで 僕の胸はつぶれそう」
サビの部分では佐藤さんの声が重なり、心に訴えかける叫びのように。
私自身は吃音があるわけではありませんが、吃音(どもり)のある人の気持ちがよく表れているのだろうと思います。
吃音についての歌って他にあるんでしょうか。私は音楽には全くうといんですが、いままで全く記憶にありません。
たまたま聞くことができて本当に運がよかった。
ここ数日、頭の中でこの曲がぐるぐるぐるぐる、ヘビロテしています。「ディラン効果」とか「イヤーワーム」とか呼ばれるアレですね。
公式ツイッターでは告知されていましたが、ファンの方は見られたのかな?
見逃した方は、地団駄踏んで悔しがっているかも。
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