フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

フリーランスの仕事について、学生からの質問に回答(3)。「在宅フリーランスとして仕事をする上での心構え」

出身大学の学生からの質問に答えるシリーズです。

在宅フリーランスとして仕事をする上での心構えには、どんなものがありますか?

※専門技術面については省略。具体的な仕事内容については触れません

 

メンタル面では、フリーランスとしての「プロ意識」が必要です。

私の仕事には、おおまかに言ってA、B、Cの3種類のスキルが必要です。でもこのうち、Aというスキルを持っている人は、このご時世いくらでもいます。Bも、誰でもできると思われています(実際には「誰でも」というわけでは決してないのですが)。Cというスキルを持っている人も、専門家などいくらでもいるわけです。でも、AもBもCもある程度のものをバランスよく持っていて、なおかつ「それを仕事として行う」、つまり相手が希望するスケジュールに合わせ、希望する品質の成果物を、希望する形態で納品できるという意識があるから仕事になるのです。

↓ そんな考え方が書かれています。

 私がやっているような仕事をしたいという予備軍は、昔も今もたくさんいます。そういった予備軍から実際に受注し仕事をするプロのステージに進むかどうかが分かれ目で、「まだまだ実力がないから」と勉強ばかりしているだけではいつまで経ってもプロにはなれません(資格学校のいいお客様でいつづけることになってしまいます)。覚悟を持って、仕事として引き受け、報酬を得るという経験を重ねることが必要です。

 フリーになるなら,準備にはある程度のところで見切りをつけて実際の仕事を。資格やスクールはほどほどに。

 パソコン関係から税務処理に至るまで「何でも自分でやる」「わからなければ自力で調べてなんとか解決する」という自立心も必要です。逆説的ですが、自立心がなければ人を頼ることもできません。またその一方で、同業者のつながり・情報網を確保するネットワーク力も必要です。
基本的に1人で作業し続けることになるので、1人が苦にならない性格も必要です。
忙しいときは画面を凝視しながらひたすらキーを叩いたり考え続けることになりますので、最後は気力・体力・精神力がモノを言う、一種の肉体労働としての側面もあります。体にはよくありませんね。

 

過去記事です。

出身大学の進路研究授業(メールのやりとり)で学生に伝えたかったこと。

フリーランスの仕事について,学生からの質問に回答(1)。「仕事のやり甲斐は?」

フリーランスの仕事について,学生からの質問に回答(2)。モチベーション,自己管理,フリーで働く長所について。