フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

フリーランスの仕事について,学生からの質問に回答(2)。モチベーション,自己管理,フリーで働く長所について。

学生からの質問への回答です。前回はこちら。

nshufu.hatenablog.com

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仕事のモチベーションはどのように維持してきましたか?

 

モチベーションは、前回の回答の通り,収入です。パソコンに向かいキーを叩かなければ収入はゼロです。ですから、努力してモチベーションを維持する必要はありませんでした。

 

在宅フリーランスだと自己管理能力が必要ですよね?

 

自己管理能力は絶対に必要です。決められているのは納期(締切)だけで、誰も仕事をしろとは言ってくれませんから。集中力が第一ですので体調不良では仕事になりませんし、病気や怪我をしても何の保証もありませんから、健康管理も必要です。そういう意味ではスポーツ選手のような面もあるかもしれません。

 

フリーで働くことにはどのような長所がありますか?

 

時間を融通しやすいため、家事・育児にかなりの時間を割くことができました。子どもの保育園・学校関係、病気のときの通院、毎日の食事の用意や買い出し・雑用など、ずっと「兼業主夫」のような生活をやってきました。
またそれにより共働きを維持でき、経済的余裕が生まれました。
長い人生ですから、夫婦どちらかの病気やリストラなど、どのような危機が生じるかわかりません。そんなリスクをヘッジするため、夫婦で1.5人分程度の働き方をするのが一つの理想ではないかと考えています。

ただし、

  • 時間的、心理的に、仕事とプライベートの区別が難しい。
  • やればやるだけ収入になった時期は、まとまった休みを取らずに何年も過ごしていた。
  • 忙しければ大変だし、仕事が切れれば不安。依頼側の都合による影響をまともに受けるので、「自由業だが不自由」です。会社員のようなあらかじめ決まった休日は、(自分で意図的に作らなければ)ありません。

といった短所もあります。

長期的な生活設計が難しいと思うかもしれませんが、シャープや東芝三菱自動車の例をみるまでもなく、大企業といえども何十年も安泰だとは決して言えない昨今ですから、この点については会社員もフリーランスも大差ないかもしれません。大企業の社員であっても、社外で通用する能力・スキルを磨き続ける必要はあるでしょう。

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このように回答しました。