フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

「量的副業」と「質的副業」。収益の上げ方の違い。

副業関係でもう1つ面白い記事が。

goya100.blog.jp

上記の記事の中に,「量的副業」と「質的副業」という次のような言葉がありました。

 

"量的な複業は、時間の制約もあって、いずれどちらか行き詰まってしまう。

しかし質的な複業であれば、キャリアアップにつながる。   というもの。 "

 

実際にこのときどういうニュアンスで話されていたのかはわかりませんが,私がこの言葉から想像したのは,(副業に限らず)どうやって収入,収益を上げるかです。

 

売上が作業時間に依存するか,しないかは重要です。

 

たとえば一定時間をかけて成果物を作り,その現物を納品して収入を得る場合,売上は作業時間によって決まってしまいます。

時間は有限ですから,専業でやる場合であっても,作業効率や経費などの条件が同じなら,売上はそう高くないところで頭打ちになります。

例えば専業の場合。

1時間で2000円分の成果物を作ることができるとします。

1日の作業時間の上限を12時間とすると,1日の売上は24,000円が上限です。

それを休みなく30日やれば1ヵ月で72万,1年で864万。極端な条件ですが,それでもこれ以上の売上にはなりません。しかもこれは稼働率100%の場合です。稼働率が50%ならその半分。

仮に,作業効率を2倍に上げることができたとしても,売上は1600万(経費を含む)で頭打ちになります。

 

このような形で売上が上がる仕事を副業でやったとしたら?

特に,時間あたりの収入が低い,アルバイトのような副業をやったとしたら?

やってもやっても収入はそれほど伸びず,むしろ自分が疲弊していくだけでしょう。

アルバイトなどは目先の収入を得るには手っ取り早いのでしょうが,副業として続けるべきではないと思います。

 

では売上が作業時間に依存しない副業とは?

 

1回作った成果物を繰り返し使って売上を上げることができるものとか,

しくみを作ってしまえば自動的に売上が上がり,作業の必要がないとか。

・ブログやアフィリエイト

・不動産投資

・株や投信などへの投資

などが簡単に思いつきますが,きっといろいろあると思います(『BigTomorrow』とかに一杯出てそうです)。

 

もちろん,しくみを作って維持するためには多大な労力がかかるのだと思いますが,ただ時間を切り売りするタイプの仕事とはずいぶん違うでしょう。

 

いずれにしろ,頭を使って,高付加価値で高単価を狙うことができ,効率がいい方法を常に考えるべきです。

 

blog.tinect.jp

この記事にあるように,「自分の時間を売って給料をもらうか,自分自身で売上を上げるか」ということにも通じますね。