フリーランスは,お客さんからお座敷の声がかかったときに,いつでも期待されるパフォーマンスを見せなきゃならない。
お客さんが満足してくれたらリピートがあるかもしれない。でも,なにかやらかせばそこで終了。ヘタすると仲介してくれる人からも干されちゃう。
レギュラーがたまたま抜けたときに代打に起用されたら,その1回で成果を出せば次につながるかもしれない。
レギュラーがたまたま出演できなくなってひな壇の隅っこに座ったとき,結果を出せば次につながるかもしれない。
急に代役の話があったときに意外なほどの出来を見せられれば,次につながるかもしれない。
でもどれも,期待に応えられなければ,あるいは何かやらかせば,また振り出し。
「その時」のために,そして地位を作り上げたあとも完全なパフォーマンスを維持するために,いつも体調を維持し,生活を整えていなければならない。
頼りになるのは,自分のウデとアタマだけなのだから。