ここ数日、「新卒フリーランス」が話題になっていますね。
便乗して気になったことを書いてみます。
「新卒フリーランスになります」が叩かれてるのって、「新卒フリーターになります」とか「新卒プータローになります」っていうのと同じ意味だと受け取られてるからじゃないかなあ?
(フリーターとかプータロー、プーとかって最近あまり聞かないからもう死語かな)
もう20年近く前、バーで飲んでるとき、隣り合わせになった大会社の地元支店長さんから仕事を聞かれて「フリーランスで…」と言ったとき、「フリーター?」と小馬鹿にされたことをよく憶えてます。
フリーターってもともと「フリーアルバイター」からできたことばだから,適当なアルバイトで給料をもらい日々食いつないでいくイメージですが、フリーランスは違うでしょう。
フリーランスは個人事業主という「働き方」であって,仕事の中身じゃない。
フリーランスという働き方自体は昔っからある。法人でなく個人で仕事してる人はみんなそうなんだから。
今、「フリーランス」という言葉が、「その日暮らし」のニュアンスを帯びるようになっているんだとしたら、それはちょっと違うと思う。
「新卒でウェブライターになります」
なんていうように具体的な仕事内容で宣言できるようだったら、もっと反応は違ったんじゃないかな。(ライターなんて、自分で宣言したときからライターだからね)
就活で40社落ちたから→フリーランスに、っていう流れが,叩かれた理由かもしれないけど。
あ、でもイケハヤさん、日付がないからいつだかわからないけど、昔はこんなこと言ってたんだな…。