前回からの続きです。
(※ 1990年前後の話です)
その地元のバーでたまたま隣り合わせになったのが、今の妻です。
こっちも1人飲み、向こうも1人飲み。
気さくなマスターが話をつないでくれて、たまたま共通の話題があったこともあり、話が盛り上がりました。
しかも、どういうわけか向こうは私を気に入った様子。
私の方も、話が合う相手というのは貴重でした(私は自他共に認める変わり者ですから……)。
そんなわけでつきあうようになり、途中は端折りますが、その数年後、私が会社を辞めてから半年後に結婚したわけです。
つきあいはじめた当初から「オレそのうち会社辞めるから」と宣言してましたので、妻の反対はもちろんナシ。向こうのご両親も、自営業だったので理解があったのか、あるいは「娘が結婚してくれるなら相手は誰でもいい」と思っていたのかわかりませんが、反対されずに済みました。
結婚したのは29歳の秋だったので、30歳前という目標も達成です笑。
そういえば、ひさしぶりに思い出しましたが、私が会社を辞めてから結婚するまでの間、妻はよく会社帰りに私の部屋に寄って夕食を食べてましたね。でも考えてみると、これって普通と逆かも? 結婚前、妻の手料理を食べたことはなかったかもしれません。