新型コロナウイルス感染症に伴う巣ごもり需要のせいで強力粉が手に入らず、中力粉を使ってオートミールパンを焼いていた私。
やってみたところ、強力粉を中力粉100%に置き換えてしまっても、オートミールパンがほとんど変わらず焼けることがわかってしまいました。
となると、次は当然「オートミールを入れない普通のパンはどうなの?」となるわけです。
まずは、久しぶりに強力粉100%で。
普通に焼いてみました。
久しぶりの強力粉100%パン。最近はオートミールパンばかり焼いていたので、特に高さがあります。目視で約18cm。(オートミールパンは大体16.5cmぐらい)
久しぶりに食べてみたら、以前と変わらない配合なのに、甘い!甘みをずいぶん感じました。業務スーパーの安い強力粉を使ったパンでも、十分においしい。
では中力粉100%では?
次に、中力粉100%の配合で焼いてみます。
業務スーパーの中力粉。メーカーは日本製粉のようです。
使い道としては、当然ながら「パン」は書かれていません。
配合は、
です。(1.5斤分)
それで、どうなったかというと?
……普通に焼けました。
高さは、さすがにちょっと低い約16.5cm。オートミールパンのときと同じです。
しかしこの程度まで膨らめば、食感も強力粉100%と大差ありません。ふつうの軟らかい食パンとして十分食べられます。
※味にこだわりのない私の、いいかげんで雑な結論です……。もちろん強力粉パンと同じにはなりません。
ちょっとだけ安上がりなパン。
中力粉でも、パンがほとんど普通に焼けることに気付いてしまいました。
もはや、私基準では
- 強力粉100%のパンは、ある意味「高級なパン」。
- 中力粉を使ったパンが、「普通のパン」。
……でいいじゃん、っていう気分になっています。
近所の業務スーパーでは、
- 強力粉は158円または168円+税。
- 中力粉は128円+税。
使用量は1.5斤あたり400gですから、材料費も1.5斤あたり12円安くなる計算です。
パン1.5斤の材料費が100円ぐらいだったと思うので、約10%ものコストダウン!
しかしセコい、あまりにセコい……。