フリーランス兼業主夫日記

フリーランス、プラスなりゆきで兼業主夫的生活になって25年超え。生活や子育ての中でブログネタを探しています。記事の内容はその時点の思いつき。現在は考え方が違っているかもしれません。

通学用自転車がまた壊れた。外れたチェーンを元に戻しチェーンを張ろうとしたけれど、工具がなくて断念。自転車屋へ。

 

末っ子の通学用自転車(ママチャリ)がまた壊れました。

前回はこちら。

 

nshufu.hatenablog.com

 

今回は、チェーンが外れました。

チェーンが前のギアから外れた様子。

前のギアから完全にはずれています。(チェーンも真っ赤、かなりサビてる…)

チェーンがすごくたるんでいたので、何かの拍子にはずれてしまったのでしょう。

 

はずれて隙間に挟まっているチェーンを適当な工具(大昔のバイク用タイヤレバーを使用)を使って引っ張り出し、ギヤに元通り噛ませれば、とりあえずは修理完了です。

(ギヤとチェーンの間に指を挟まないよう注意!)

 

しかし、問題はチェーンのたるみ。

 

ここの位置から、

チェーンがたるんでいる様子

チェーンを持ち上げると5 cmも上がります。それだけたるんでいるということ。

チェーンのたるみが5cmもある。

正常なたるみは1.5~2cm程度らしい。チェーンが新しいか古いかでも違うとのこと(新しいチェーンはキツめ、古いチェーンはゆるめ)。

 

チェーンがこんなにたるんだままでは、またすぐ外れてしまいます。

なので、チェーンを張らなければなりません。

 

チェーンの張りは、後輪を後ろ側に引っ張ることにより調整します。

 

後輪右側の車軸付近にはこういうカバーが付いています。

(翌日撮影)

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固定しているビス1つを外すと、中はこんな風になっていました。

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後で知りましたが、これは内装3段変速のワイヤーの動きを車軸内に伝達する仕組みらしい。

この部分の取り扱いがわかりませんでした。

しかも、車軸のナットに適合するサイズのスパナ(15mm)が手持ちになく、部品が込み入っていてモンキーレンチも使えません。従って、今回はここで断念。

自転車屋に持ち込んで調整してもらい、ついでにやり方を簡単に教えてもらいました。

 

以下、自分用の備忘録として書いておきますが、自転車整備は安全に係わる部分。くれぐれも注意して行ってください。

 

帰ってきてから自分でいじってみましたが、

変速ワイヤーの張力を車軸内の細いシャフトに伝える部品(矢印のもの)

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は、ワイヤーが一番ゆるくなるギヤにハンドル側の変速レバー(変速グリップ)を操作すると、変速ワイヤーから外せます。

 

すると、こうなります。

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こうなれば、車軸のナットをゆるめることができるはず。(今回は自転車屋で調整済みなのでやりませんでした)

 ただし、車軸の大きなナットは15mmですが、部品が込み入っているため、サイズが合っていてもスペース的に普通のスパナは入らないかも。ボックスレンチが必要になりそうです。

 

左側の、ブレーキワイヤーをフレームに固定しているネジもゆるめておきます。

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こうすることで、後輪の位置が後ろにずれてもブレーキワイヤーがそのまま後輪と一緒に引っ張られ、調整しなおさずに済みます。

(上記画像はチェーン張り調製後なので、金具固定位置が変わったことがフレームに残っている跡でわかります)

 

車軸左右のナットとブレーキワイヤー固定金具のネジを緩めたら、左右にあるチェーン張り調整用ナットを締め込んでいきます。

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こうすることで、後輪が後ろにずれていき、チェーンが張られていくわけです。

左右均等にナットを回し、チェーンの張りがちょうどよくなったら、ゆるめた車軸のナットととブレーキワイヤー固定ネジを締め、変速機の金具を戻し、プラスチックのカバーを戻せば終了。後輪が左右にぶれていないこととブレーキの利き、それに変速機の動作に問題がないことを確認しておきます。