献血をするたびに、血液検査の結果が送られてきます。
この中で、気になる項目がひとつ。
総蛋白が低いんです。基準値が6.6~8.2なのに対して、最近の結果は6.7。下限ギリギリ。うっかりすると、低栄養=栄養失調になりそう。
(上の画像では、γ-GTPも基準値を超えています。献血直前の数日間、ジョギングで走った距離が長めだった影響だと思います。私、走りすぎるとγ-GTPの値が高くなっちゃうんですよ。
体形もかなり痩せているので、たんぱく質を補給して、特に上半身に筋肉がもっと欲しいところ。
ということで、デクラインプッシュアップ(足を台に乗せて行う腕立て伏せ)を1日おきにやっていました。
最近は、NHKの「みんなで筋肉体操」の「腕立て伏せ」に変えました。
大胸筋が鍛えられて厚い胸板になればいいなあ……。
そして、筋トレ直後にプロテインを飲めば、効果的に筋肉がつくはず。
……でも飲んでません。高いし。(やっぱりそこか)
上の例では45食分で税込4625円なので、1食分は約103円(税込)。そこまでして筋肉つけようとは思わないですね……。
でも、たんぱく質が不足しているのは問題です。
もっと身近なたんぱく質、たんぱく質、たんぱく質……! アレがあるじゃないか!
きなこ。
きな粉は大豆そのもの。それっぽく言えば、きなこだってソイプロテイン。(「ソイ=大豆」ですから。)
それなら、プロテインの代わりにきなこ牛乳を飲めばいいんじゃ?
……試しにやってみました。
きなこのたんぱく含量は、粉末プロテインの約半分。
プロテインのたんぱく含量は、ザバスの商品ページを見ると1回(1食)分21g中15g。
(ホエイプロテインもソイプロテインも同じ)
では、きなこは?
業務スーパーのきなこ(使いかけ)。200g入り78円+税=84円しかしません。
しかも、1kg入りの大袋を買えばもっと割安になります。
たんぱく含量は、なんと100g中36.3gもあります!
なので、プロテインと同じタンパク量(1回分15g)にするために必要なきなこは、41g。
実際にやってみた。
きなこを41g、量ってみました。
結構な量です…。このコップ、200ccぐらいは普通に入るコップなんですが。
牛乳を入れました。
牛乳を約100cc入れた程度で、この状態。
電子レンジで温めて、かきまぜて飲んでみると。
粘度が高い。飲みにくい……。
飲むヨーグルトよりももっとドロッとした感じ。
バリウムを飲んだのはもう15年も前なのでよく憶えてませんが、バリウムよりはマシかも。そんな感じです。
この量のきなこに対して、牛乳が少なすぎでした。
結論。
正直なところ、上記の割合(きなこ41gに対して牛乳100cc)では,牛乳が足りません。
しかし、同じ量のきなこをもっと大きなマグカップに入れ、牛乳や豆乳と水を半々程度に飲みやすくなるまで加えれば、飲むにも全く問題ありません。なので、今はそうやって筋トレ後に飲んでいます。
そして,お金がかからないのは大きな魅力。
蛋白量換算で比較すると,一食分の費用は、
- 粉末プロテイン(ザバス ソイプロテインの場合):21gあたり、上の例では約103円(税込)。
- きなこの場合:同じタンパク量となる41gあたり、約17円(税込)。 1kg入り大袋なら、約15.5円。
つまり、粉末プロテインの5分の1未満のコストしかかかりません(ザバス ソイプロテインとの比較)。
これから、きなこのことを「貧者のプロテイン」とでも呼んでみようかな?
年齢のせいか筋肉がつきにくいような気がしますが、それでも筋トレの効果かこの「きなこ効果」か、胸に筋肉がついてきたような気がしますよ。
ちなみに、きなこは食物繊維とオリゴ糖も豊富で、腸活にもいいとか。
確かに、きなこ豆乳を飲むようになってから便秘しなくなったように思います。(気のせいかも)