非常に強い寒気が南下し、日本中に大雪が降ったり例年にないほどの低温になったりしています。
最近、天気図で日本海に小さな低気圧が出現することがよくあるように思っていました。
調べたところ、これは「ポーラーロウ」、「ポーラーロー」、「極低気圧」と呼ばれるもののようです。
ポーラー=「polar、極(北極)の」、「ロウ=low、低気圧」です。
↓ こちらのページで詳しく解説されています。
強い寒気が、比較的水温が高い日本海に南下したときに発生することがあるらしい。
寒気と暖気の境目で発生し前線を持つ温帯低気圧や、
熱帯や亜熱帯で強い上昇気流により発達し前線を持たない熱帯低気圧・台風とは違う、
特殊な条件で発生する第3の低気圧ということなのかもしれません。
冬の日本側地方における天候の急変や突風、大雪をもたらす可能性があり、注意が必要でしょう。
2018年1月24日の天気図。(Yahoo!天気より)
北海道北西にある前線のない低気圧が、ポーラーロウではないでしょうか。(想像)
近い時刻の衛生画像。(Yahoo!天気より)
北海道北西、低気圧のあるあたりに雲のうずが見えます。
毎年のように新しい気象用語を耳にします。
自然災害が増えている印象もある昨今、最新の知識を仕入れておきたいと思っています。
ところで、日本海の寒気がもたらす似たような気象現象に、「寒冷渦」もあります。寒気の大きさや、「低気圧かどうか」といった違いなのかもしれませんが、違いがよくわかりません……。