昨晩は、いろいろな意味ですごい番組を見ました。
吃音のある若い男性4人と場面緘黙症の若い女性4人が、コテージで2日間を過ごすという内容です。
再放送は2018年1月26日(金)(木曜深夜)0:00から。
「いろいろな意味で」というのは、正直な感想です。
約800名に出演を打診して承諾したという、男女計8人の意志というか決意というか。
おそらく自分自身が一番気にしている、吃音や緘黙の姿を、公共の電波に乗せるという決意。なんとかしたい、できるなら自分を変えたいという意欲の表れでしょう。
そしてそれを、ドキュメンタリーみたいな固い形式ではなく、(バリバラでは普通ですが)バラエティー風の企画として番組化した、制作スタッフの思い切り。
語彙が貧弱ですが、とにかくすごいというか画期的というか、そんな気持ちになりました。
吃音(どもり)はともかく、特定の状況で言葉を出せなくなってしまう場面緘黙症は、一般にはほとんど知られていないでしょう。(吃音も、同じ音を繰り返す「連発」は知られているでしょうが、音が出ず詰まってしまう「難発」の方はあまり知られていないと思います)
私が知る限り、場面緘黙がテレビで取り上げられたのはバリバラの過去の放送が初めてでしたし、当事者の姿を見たのはその回が本当に初めてでした。
出演した8人の今後の頑張りを、心から応援したい。
そして、こういった番組を通じて吃音や緘黙への理解が進めばと願ってやみません。
次回「どきどきコテージ後編」の放送(1月28日)も楽しみです。