なんとなく、昨日の続きです。
最初のうちは、どうしても
「何を作るかを考える → 材料を買いに行く」という順序になるでしょう。
何かのレシピを見たり、自分の記憶にある料理を思い浮かべたりして、それを作るために必要な材料を買いに行く。最初はそんなものだと思います。
でもそれを繰り返していくと、当然それだけでは済まなくなります。
半端な材料が溜まっていくし、毎回毎回、料理をするために買い物から始めるわけにはいきませんから。
どうしても、
「材料を見る → 何を作るか考える」の順序にする必要が出てきます。
では、材料から料理につなげるにはどうしたらいいか。
やはり、材料別レシピ本を使う方法がいいと思います。
材料別レシピ本。
今では開くこともめったになくなりましたが、今ウチに残っているものの一部です。
下の3冊は、結婚したころ(25年前……)妻が千趣会の通販で買ったレシピ本セットの一部。15冊セットでした。
上に見える赤い本は、材料別に大量にメニューが載っている分厚い本です。
こういうレシピ本を見て、
「鶏むねがあるけど何を作ろう?」
「キャベツで何ができるかな?」
というように、材料から作るものを考えてきたわけです。
それを毎日毎日繰り返すうちに、
主な材料別に、自分なりの定番メニューが出来上がっていきます。
そうすればだんだん、冷蔵庫の中身で何ができるだろうかと、何も見ずに思い浮かべることができるようになっていきます。
私はそうしてきました。
私が結婚した当時は、SNSはおろかインターネットさえない時代でしたから、情報源はすべて紙の本でした。
現在は、さまざまなレシピサイトで簡単にいろいろなメニューの作り方を簡単に調べることができますが、自分の中への定着という点はどうなんでしょうね…。よくわかりませんが、私は古い人間なので、一覧性のある材料別レシピ本はまだまだ役に立つのではと思っています。
とにかく「見て作る」、「見て作る」、「見て作る」……を繰り返していけば、そのうちに「見ずに作れる」、「ちょっと変えても作れる」、「思いつく」、……というようになっていくのだと思います。
でも、うーん……書いていて思いました。これって千本ノックみたいなもの?