2017年12月26日のNHK「おはよう日本」で、乳幼児突然死症候群(SIDS、「シズ」と読む)がとりあげられていました。
「赤ちゃんが突然亡くなることは、生まれつきの病気や感染症、窒息事故などによっても起こることがあります。しかし、SIDSはそれらと異なり、何の予兆や既往歴もない赤ちゃんが睡眠中に突然死に至る、原因の分からない病気です。」(上記サイトより引用)
ウチの子が生まれたころはこの言葉をときどき耳にしましたが、最近は乳幼児の子育て情報から縁遠くなっていたせいか、あまり聞くこともありませんでした。
上記サイトのグラフをみると、確かに死亡件数もこの20年で526例から109例に減ってはいるようです。
でも100人もの赤ちゃんが毎年亡くなっていることは事実。
もしご存じない方は、上記サイトの内容をよく読んで下さい。
特に、古い情報のまま「うつぶせ寝がいい」と思っている人。
うつぶせ寝はSIDSのリスクを上昇させることがわかっています。
たばこが赤ちゃんによくないことは言うまでもありません。
(目に見える直接的な煙が消えた後も、微粒子が何時間も室内の空気にとどまることがわかっています)
赤ちゃんのモニター。
NHKおはよう日本によれば、自治体の補助により保育所などで赤ちゃんのモニターの導入が進んでいるとのことでした。 呼吸や寝返りなどを監視し異常があればすぐわかるようなシステムです。
このようなシステムの導入が進み、不幸な例が少しでも減ることにつながればと思います。