きのう見た一連のツイートがモーメントにまとめられていました。
「東ロボくん」研究で有名な新井紀子教授のツイートとそれに対するコメントです。
人工知能を東京大学の入試に合格させることを目標にしたこの研究の過程で「文章の意味の理解」という問題に突き当たり、中高生の読解力について調査した結果が衝撃的だったとのこと。
そこで、「幼児・小学生のころから家の中で文字に触れる環境が大切」と説く一連のツイートとなったわけです。
カレンダー、アナログの時計、日本地図・世界地図。
ラジオのニュース、ドラマや時代劇、「大人の本棚」。紙の新聞。
いちいちもっとも。その通りだと思います。
たとえば、真っ白な壁、何も置かれていないテーブル。
スペースを生かして、厳選されたものだけが飾られている棚。
そんな室内は、インテリアとしては素敵なのでしょうが、確かに子供にとって知的刺激を与えるものは少ない。
大人がタブレットで新聞や電子書籍を読んでいても、子供の目には入りません。
大人が紙の本を読み、紙の新聞を読んでいる姿。
そうやって読んでいるものが家の中のあちこちにあって、子供の目に触れ、子供が手に取ることができる環境。
日常的でない語彙がニュースで耳に入る環境。(ラジオでなくてもいいと思いますが)
そして大人同士の会話。
そういったことは、とても大切だと思います。
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ウチの食卓。透明シートの下にいろいろ挟み込んであります。
もう子供はとっくに大きくなってしまいましたが、世界地図、日本地図、元素周期表が今もまだそのまま。
ウチの子供らには、「世界の国旗」のポスターが好評だったなあ。
トイレの壁にもホワイトボードが掛けてあり、マグネットでいろいろ貼り付けていました。