毎年、狭い庭の片隅に勝手に生えてくるしそ。
今年も実がたくさんつきました。
そこで、しその実の塩漬けを作ることに。
去年はつくだ煮と塩漬けを作りましたが、なんとなくイマイチな結果でした。
おそらく、実を採る時期が遅かったんでしょう。「花がまだ咲いているうちに収穫する」ということでしたが、去年は完全に咲き終わっていたんです。
そこで、今年は去年より半月早い今、まだ花が残っているうちに実を採りました。
穂を採って水洗い。
とりあえずこれぐらいかな。
去年は、ネコが食べたそうにまとわりついてきましたが、今回は昼寝中だったのでOK。
※後で撮影したもの。スマホを向けたら起きました。
水洗いですが、ただ水ですすぐだけでなく、しばらく穂ごと水に漬けることにしました。水責めにすれば、虫がいても出てくるでしょう。
こういうときに炊飯器の古い内釜が活躍。
実を取って計量。
穂をしごいて実だけにし、重さをはかりました。
皿の重さがあるので、実は約115gです。
加える塩の量は実の15%とか20%ぐらいのようですが、あく取りのため塩で揉んだり茹でたりする前と後とどちらが基準なのかわかりません。適当にやっちゃいます笑。
それにしても、実をはずすのに結構手間がかかりました。売り物にする農産加工品を作っているのは農家の女性陣なのだろうと思いますが、重労働なんだろうなと改めて思います。
アク取り。
塩をいれたお湯でゆでました。
塩で揉む場合は「茶色いアクが出なくなるまで」なんて書かれていたりしますが、茹でても本当に茶色いアクが浮いてきます。
水にさらす。
1時間ほど水にさらしておきました。
塩を加えて保存。
さらしてから軽く水切りした後の重量は160gぐらい。水を吸ってますから当然重くなっています。
それに対して、塩は15gぐらいにしました。ゆでる前の重量が基準なら約15%、茹でた後の重量が基準なら約10%。長期保存は考えていないので、塩分低めでもいいでしょう。
出来上がったらどんどん食べてしまうつもりなので、とりあえずビニール袋に入れました。
完成。
2日後。
鮮やかな緑色の塩漬けになりました。
そのまま食べた感じでは、「ちょっとしょっぱい漬け物」程度の塩分。
食べる前に塩抜きすべきかどうかは微妙なところです。
あたたかいご飯にしその実。しばらく楽しめそうです。