今年も「むかご」の季節になってきました。
普通はむかごというと、ヤマノイモのむかごを指すと思います。
ヤマノイモのつるの途中に1対ずつできる、小さなイモです。これが落ちると種のようにそこから発芽して増えるわけです。
※栄養体生殖。ノビルの不完全な花の後にできるツブツブもむかごです。
どういうわけか、ヤマノイモのむかごが庭で採れるわが家。
(手前のツブツブは、ヤマノイモの花が枯れた跡です)
今年もむかごが目に付いたので、集めてみました。
小皿にひと並べぐらいの、ほんの少しです。
去年、フライパンでから煎りして食べたときには、「小さいイモ」という味だったのを憶えています。
今年は、蒸してみることに。
といっても量が少ないので、むかごだけを蒸すのも手間です。
なので、炊飯器に入れてしまいました。
むかごをアルミホイルに包み、ご飯を炊くときに米の上に載せました。
このまま、通常通り炊飯。
ごはんも問題なく炊けました。
開けてみると。
まあ、むかごが見た目そのままの形で並んでいます。
(採ってから期間が経過してしなびたものも、いくつか混ざっています)
食べた感想。
やっぱり、「小さなイモ」かな。
妻は「小豆みたいな香りがある」と言っていました。
カッコつければ、「野趣溢れる」とか「自然の滋味」とか言えないこともないかもでした笑。