豪雨災害が日本各地で起きています。
しかしその一方で、水不足も予想されています。
すでに取水制限が始まっているところもあるんです。
都市や農村でなく、水源地にだけたっぷり雨が降ってくれるといいんですけどね…。
昔は、水不足で断水したり、学校のプールや公営プールが使用できなくなったりなんていうこともありました。水不足どころではなく、「渇水」なんて言い方もありましたよね。そんな昔と比べて、最近はそこまで水不足ではないようにも思えます。
でも現在でも、節水は大切だと私は思います。水資源の節約はもちろんですが、水道水の供給には電力も使われていますから。
というわけで、身近な節水ネタを一つ。
シングルレバー混合水栓。
台所や洗面台で、シングルレバー混合水栓が使われていることが多いと思います。
ウチのは古いので、レバーを下げると水が出るタイプ。最近では、レバーを上げると水が出る方式になっているようです。
※「地震で落ちてきた物がレバーに当たって水が出っぱなしにならないようにするため、阪神淡路大震災以後は「レバーを上げると水が出る」方式に変更になった」という話がありますが、都市伝説だという説もあります。
参考:
このシングルレバー混合水栓、レバー1つで水量とお湯・冷水の混合比を調節できてとても便利なんですが、水量の調節がしにくいことが欠点。
慣れれば、あるいはちょっと気をつければ済むのでしょうが、ついレバーをぽんっと一杯まで操作して水がドドドッと出てしまった経験、ありませんか?
特に、小さいお子さんがいる場合。子どもはレバーを微調節なんてしませんよね。
もしそうなら、そういう積み重ねで水を結構無駄にしているかもしれません。
止水栓で水量の調節。
そんな水の出し過ぎですが、水栓の前で水量を調節すれば、防止できます。
調節する場所は、流しの下にある止水栓。
ウチのキッチンでは、こういう「ハンドルタイプ」。
蛇口からの出方を見ながら、流しの下でこのハンドルを調節すれば、シングルレバー混合水栓を全開にしても勢いよく出過ぎない程度に水を絞ることができます。
とは言うものの、絞りすぎると水量が少なくて不便になるので、自分でちょうどよいと思う量に調節してください。
ちなみに、ウチの洗面所は「ドライバータイプ」。
上の大きなマイナスネジ部分はストレーナーだと思うので、水量の調節は一番下の小さいマイナスネジ部分で行えばよいと思います。
お金の節約には、あまりならないけれど。
正直なところ、節水しても水道料金はそれほど減りません。水道料金は立方メートル単位で、しかも単価も安いので、生活のいろいろな場面でよほど節水しないと違いが出にくいんです。
ですから、お金の面ではそれほどトクにはならないと思います。
でも、使わずに済むものなら使わずに済ませたいと、私は思います。
何というか、そういうポリシーというかこだわりというか美意識というか。
まあどうでもいいんですけどね。