会社を退職して1人暮らしを始めたころ、自分用の包丁と砥石を買いました。それまでは、自分用のものは持っていなかったんです。
三徳包丁よりも、先がとがって刃渡りが長い牛刀の方が好きだったので、ステンレスの牛刀を買いました。砥石は、そのときに刃物屋さんに進められた普通の中砥。
そしてそれから20余年。
年に1度も研がないのに(!)、砥石もいつのまにか弯曲してきました。
画像だとわかりにくいですが、真ん中がへこんでいます。
それに、当初からなんとなくうまく研げないんですよね。
そんな昨今。最近は「セラミック砥石」というものがあるらしい。
というか、日テレの「ヒルナンデス!」で見たんですけどね。
いやもっと正確に言うと、「ヒルナンデスで包丁研ぎやるから見て!」と仕事先の妻からメールが来たんです。暗に「もっとちゃんと研げ」という指令です。
どうやら、普通の合成砥石よりも研ぎやすいらしい。
そんなわけで、ネットで色々調べて買いました、セラミック砥石。
シャプトンというメーカーの「刃の黒幕」オレンジ(1000番)。
(メーカーのサイト がとにかく見にくくて情報も少ない。なんとかしてほしい…)
ネットを検索したところ、「1000番がいい」とか「1500番がいい」とか「1000番と4000番の2つがいい」とかいろんな意見が飛び交っていますが、
私は超初心者。
「包丁が切れるようになればいい。ピカピカに美しい刃物にしたいわけではない。」
という基準で、多少荒めの中砥である(従って刃がつきやすいはず)、オレンジ(1000番)を買いました。
紙製の帯にはこんな風に書いてあります(クリックで拡大)。
オレンジのプラスチックケースは砥石を載せる台になり、ゴム足付き。
中に入っている砥石を出して上に載せるとこんな感じになります。
研ぎ方の説明のようなものはついていません。自分で調べるしかないですね。
「あらかじめ水に漬けなくても研げる」という話でしたが、説明によれば4~5分漬けておいた方がよく研げるらしい。
今回は、水を掛けただけで研いでみました。
研いだ結果は?
研ぐ前の刃。
研いだ後。
全然わかりません笑。
少なくとも、一部レビューであった「傷がつく」といったことは、私には全く気になりません。
切れ味は?
研いだ後の刃を指で触った感触(指の腹を剃るように動かしたときの感じ)は、チリチリチリと切れそうな感じです。
実際に野菜を切ってみても、普通に切れるようになっていました。
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あらかじめ水につけておかずに研げるのであれば、そのぶん気楽に研げそうです。
砥石って結構大きい(長い)ので、水に漬ける適当な入れ物がなくて苦労するんですよね。
これからはこの砥石で、もう少しマメに研ぐようにしたいと思います。